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着回し感が出にくい服選び:秘訣は「服と服とのつながり」

GISELe 2021年10月12日 20時30分

自分にとって本当に必要なものだけを「選び抜く」こと。それがなされた納得のいく「適量のワードローブ」なら愛着も行き届き、組み合わせるごとに「好き」が増す。服を数多くまとうのではなく、アイディアの数をまとうように。

繰り返すたびに発見のあるプランを毎日お届けしていく着回し連載企画。第1回目はその軸となる「新しいアイテムの選び方」をお届けします。


【WARDROBE】
今から冬じゅうオシャレに過ごせる
「着回しの新ワードローブ」
組み合わせの幅も広ければいいというものでなく、コーディネート自体が本当に「しっくりくる」組み合わせに仕上がるか。ただアイテムの数を増やして、シンプルなだけでもなく、タンスのこやしにもならない。

あらゆる意味で「余計を生まない」ことを理想として完成されたワードローブ。まずはバランスのよしあしに大きく関わる、ボトムを見極めるところからスタートを。



1.BOTTOM
【〇〇がないボトムからセットする】

スタイルよく見せるために、特にゆずれないボトム選び。「マイナス部分を明確に」することで理想の1つが見えてくる。



A.「ラフすぎない」細身のスエット

グレースエットパンツ 15,000円/N.O.R.C キレイを保てる「ゆるすぎず細すぎない」ストレートライン。フェミニンにもマニッシュにも応用できるスモーキーなグレー。靴のタイプを問わず、ソックスを合わせてもやぼったく見えない。




B.「強すぎない」美形の黒パンツ

黒センタープレスパンツ 19,800円/スティーブン アラン(スティーブン アラン トーキョー) 1つあると安心。ひかえめな光沢を含んだ黒パンツ。デイリーにはもちろん、ドレスパンツとしても活躍する美しさ。



C.「もたつかない」ベージュのワイド

ベージュウールワイドパンツ 47,300円/ebure(ebure GINZA SIX店) スカート派にすすめたい・柔和な色みと力みのないシルエット。プレーンなトップスを単調に見せない、ざらっとした風合い。タックINしてもさまになるハイウエスト。



D.「厚みのない」ウールスカート

オフ白フレアスカート 29,700円/アストラット(アストラット 新宿店) ウールにありがちな重みを削いだ「軽やかになびく」風合い。コットンスカートをまとっているかのような軽やかさ。動くたびに絵になるAラインを形成。


【不のないボトムを軸にして選んでいく】


2.DRESS&STOLE
【羽織れるアウター以外のもの】

G.体をおおうほどの大判ストール

黒フリンジストール 49,500円/ASAUCE MELER(ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店) サイズも保温性も。アウターのかわりを担う贅沢なボリューム感。コートの上からも包み込める大判サイズ。トップスの色を選ばない黒が結局万能。


H.フロントを開ける花柄ドレス

花柄ワンピース 59,400円/ユマ フォー エストネーション(エストネーション) 詰まったネックラインの隙のなさで甘さひかえめに。ボタンの開閉ではおりとしても使える。シックな黒ベースなら花柄といえども辛口にもアレンジ可能。



【アウターいらずのぬくもりを求めて】


3.MOHAIR KNIT
【1枚であったかい風合い】

I.ファーのようにリッチなモヘアニット

グレーモヘアニット 39,600円/Sov.(フィルム) 風合いだけで飾りとして成立。幸福感のあるふわふわニット。秋の間、コートに頼らずとも十分あたたかくすごせる素材感。毛足の長さとVネックからのぞくデコルテとの対比を楽しみたい。



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