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どさくさに紛れて鰻食おうぜ「呑気な韓国社会」

Global News Asia 2024年12月23日 12時0分

 戒厳令が発令した直後、ソウル市の政府庁舎に大量の鰻が搬入されていた。運び込まれた量は56キロ以上。大人が食べる料理に仕立てると、110人から160人分に匹敵する。「50キロ以上だと鰻専門店が注文する量だ」と専門家は話す。

 大統領室、大統領室にフロアーを譲った国防省や合同参謀本部が入居している韓国政治の中枢と言っても過言ではない庁舎で一体なにが行われたというのか。
鰻の発注はこれがはじめてではなく、これまでもたびたびあったという。つまり公にはなってはいないが、鰻職人がここには常駐していると考えられる。鰻をさばくのには長年の修行が必要であり、通常の料理人では無理なのだ。

 戒厳令が出ているので外には食べに行けない。そしてみんなギリギリの頭脳と体力で疲弊している。だから、鰻でスタミナをつけよう。偉い人もそうでない人も、どさくさに紛れて、鰻を食べよう。どうせ自費ではなく、国家予算でより質のいい鰻を堪能しようではないか。これしか思いつかない。

 暦的には陰暦で11月6日である。この日は「青い龍」を意味するが、日本のように土用の丑の日的な「鰻を食べる日」習慣にはあたってはいない(日本でも夏だけではなく、年に4回ある土用に食べるようになってきた。一番脂ののった鰻は、夏ではなく、1月大寒あたりの鰻)。大寒あたりの鰻がおいしい。大寒=大韓民国。こじつけではありませんように。
【編集 : fa】

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