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チェジュ航空、着陸失敗・179人死亡の大惨事-空港を設置した政府の愚策

Global News Asia 2025年1月7日 19時15分

 2024年12月29日、韓国の務安国際空港でチェジュ航空の旅客機が着陸に失敗し、搭乗していた179人が犠牲となる大惨事が発生した。

 バードストライクが原因と見られている。鳥の大群と運悪く激突し複数の鳥がエンジンに吸い込まれた。エンジンのブレードが破損し揚力を失った。左右両方のエンジンが壊れてしまった。

 さらに、一般的にはあり得ないことだが、ローカライザー(着陸誘導装置)設置のために強化コンクリート壁があった。洪水時にローカライザーを守るためだったという説もあるが、航空機の離発着滑走路の前後に設置したことは、重大な安全意識の欠如だったと言える。

 そもそも、政治的な駆け引きで設置された務安国際空港は、渡り鳥の飛来地である湿地帯が3か所存在する。本来であれば空港設置に適さない地域だった。

 韓国では、責任転嫁の嵐が続いている。
【編集 : af】

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