2014年9月21日、タイメディアによると、東北部ナコンラーチャシマー県で「嫁付き一戸建て」という住宅販売の広告が話題を呼んでいるという。業者には問い合わせが相次ぎ、人権擁護団体からはクレームが付いている。
ナコンラーチャシマー県は、タイ東北部の玄関口にあたり、通称コラートとも呼ばれているタイ第2の人口を抱える県。
話題になった広告「ご成約で無料のお嫁さん」というコピーには、すぐに男女平等運動の人権団体から「女性を物として扱う不届きな広告だ」とクレームが付いた。
広告主でもある不動産業者は、「全くの誤解。これは、無料で花嫁を提供するものではなく、婚約から結婚に至る費用分を値引きするものだ」と弁解に躍起になっている。
具体的な金額はあげられていないが、タイでは、婚約時に結納金として約10万バーツ(約30万円)ほどを女性の両親に持参することが慣例になっている他、披露宴などには少なくても30万バーツ(約90万円)くらいの費用をかける。
このサービスは、独身の顧客や既婚のカップルにも適用するとしている。
また、実際に花嫁を紹介してくれるのかという問い合わせを受けていることも明らかにした上で、会社としてはそのような紹介は誰に対してもできないと、このような混乱を招いたことについて謝罪をしている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
ナコンラーチャシマー県は、タイ東北部の玄関口にあたり、通称コラートとも呼ばれているタイ第2の人口を抱える県。
話題になった広告「ご成約で無料のお嫁さん」というコピーには、すぐに男女平等運動の人権団体から「女性を物として扱う不届きな広告だ」とクレームが付いた。
広告主でもある不動産業者は、「全くの誤解。これは、無料で花嫁を提供するものではなく、婚約から結婚に至る費用分を値引きするものだ」と弁解に躍起になっている。
具体的な金額はあげられていないが、タイでは、婚約時に結納金として約10万バーツ(約30万円)ほどを女性の両親に持参することが慣例になっている他、披露宴などには少なくても30万バーツ(約90万円)くらいの費用をかける。
このサービスは、独身の顧客や既婚のカップルにも適用するとしている。
また、実際に花嫁を紹介してくれるのかという問い合わせを受けていることも明らかにした上で、会社としてはそのような紹介は誰に対してもできないと、このような混乱を招いたことについて謝罪をしている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】