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【タイ】タオ島の英国人殺害犯3人を逮捕

Global News Asia 2014年10月4日 10時53分

 2014年年10月3日、タイ南部のリゾート、タオ島で9月15日に起きた英国人バックパッカー殺害の容疑者として、3人のミャンマー人労働者が逮捕された。

 タイ南部スラータニー県の警察署は、かねてより進めていたDNA解析の結果と容疑者として確保していたミャンマー人3人のうち2人のものと一致したことで正式に逮捕に踏み切った。

 逮捕されたミャンマー人は、2人が島内で、1人はスラータニー市内で身柄を確保されていた。当初犯行を否認していたものの、動かぬ証拠についに認めるに至った。

 外国人旅行者が残忍な観光に巻き込まれた事件で、スポーツ観光省では身元がすぐにわかるように旅行者にICチップ入りのリストバンドを提供することなどを発案しているが、プラユット首相は否定的な見解を示している。

 この事件では、結果としてミャンマー人の犯行であったが、他の観光地ではタイ人によって暴行されたり、違法薬物の事件に巻き込まれる事件も多い。特に麻薬に関する事件となった場合、タイでは死刑もあり、日本人旅行者も刑務所に入っている。旅行中、開放的になり過ぎないことが、犯罪に巻き込まれない一つの手段だ。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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