2014年10月15日、東京・品川プリンスホテルで、ジャカルタの観光PR「Enjoy Jakarta Roadshow」についての、記者発表が行われた。
その中で、JTB INDONESIAジャカルタ営業所の根田 健氏は、ジャカルタの現状や、これからのビジョンなどについて次のように話した。「『Enjoy Jakarta Roadshow』の目的は、旅行先として他の観光都市と比べるとやや認知度の劣るこのジャカルタを、日本の旅行業関係者の方にまずは知ってもらい、将来的には、旅行先としても選ばれる魅力的な観光都市へと発展させていくことです。このロードショーはそれに向けた今後の継続的活動の第一歩と考えております。インフラの整備や渋滞の解消を待ってからではなく、まず今できるアクションをとりたいということで総勢48名ジャカルタから参りました。
私からは、1.人の流れからみた、日本とインドネシア2国間の関係、2.JTBグループの拠点として目指すところの2点をお話しさせていただきます。
まず人の流れについてですが、インドネシアを訪れた日本人は、2013年479,000人(Visit Indonesia Tourism Office)このうちバリを訪れる日本人は、207,829人と報告されています。では、ジャカルタは何人の人がおとずれているかというと、207,928人。ほぼ同数です。
但し、目的が180度違います。バリはレジャー、ジャカルタはビジネス目的で訪問されます。ちなみに、インドネシアから日本を訪れるインドネシア人は、昨年が136,000人です。
インドネシア人の観光ビザの免除のニュースが、最近発信されましたが、そうなりますとインドネシア人の訪日客数と、日本人のインドネシア来訪者数の逆転は、ここ数年内の事と予測します。もともと親日的なインドネシアの人々が、今の数倍訪れることになるということは、ソースマーケットとしてのジャカルタの注目度はさらに、高まることでしょう。
次に、JTBグループの拠点として目指すことは、まずは、日本からのビジネス需要を取り込む商品を、造成し発表したいと考えます。ホテル+空港ホテル間の送迎といったシンプルなもの。(商社や車メーカー以外の人向け)それと、今回の我々の活動とちょうど反対向きになりますが、日本の各自治体の訪日誘客プロモーションの取扱いです。47都道府県の観光局が、ほぼ毎週ジャカルタを訪問されます。日本のJTB支店と協力して、積極的に取扱いながら、その活動を勉強させていただき、ジャカルタの持つ歴史や、エンターテインメイント素材を磨いて、ジャカルタ来訪者の増加につなげたいと考えます。
最後に、この年末ガルーダインドネシア航空チャーター便を利用した商品を、日本とジャカルタで販売しております。これは北海道の人が避寒でバリを訪ね、ジャカルタの人には、経験したことのない雪を体験してもらうために、北海道へお連れするという商品です。チャーターとまではいかないものの、表紙にジャカルタの名のついた、パック商品が発表されるようになれば、本プロモーションも成功したと、言えると思います。」
この後、ミスタージャカルタ・ミスジャカルタが、ジャカルタの魅力についてPRし、JKT48メンバーが、Enjoy Jakarta大使に就任した意気込みなどを語った。
【編集 : 安麻比呂 】
その中で、JTB INDONESIAジャカルタ営業所の根田 健氏は、ジャカルタの現状や、これからのビジョンなどについて次のように話した。「『Enjoy Jakarta Roadshow』の目的は、旅行先として他の観光都市と比べるとやや認知度の劣るこのジャカルタを、日本の旅行業関係者の方にまずは知ってもらい、将来的には、旅行先としても選ばれる魅力的な観光都市へと発展させていくことです。このロードショーはそれに向けた今後の継続的活動の第一歩と考えております。インフラの整備や渋滞の解消を待ってからではなく、まず今できるアクションをとりたいということで総勢48名ジャカルタから参りました。
私からは、1.人の流れからみた、日本とインドネシア2国間の関係、2.JTBグループの拠点として目指すところの2点をお話しさせていただきます。
まず人の流れについてですが、インドネシアを訪れた日本人は、2013年479,000人(Visit Indonesia Tourism Office)このうちバリを訪れる日本人は、207,829人と報告されています。では、ジャカルタは何人の人がおとずれているかというと、207,928人。ほぼ同数です。
但し、目的が180度違います。バリはレジャー、ジャカルタはビジネス目的で訪問されます。ちなみに、インドネシアから日本を訪れるインドネシア人は、昨年が136,000人です。
インドネシア人の観光ビザの免除のニュースが、最近発信されましたが、そうなりますとインドネシア人の訪日客数と、日本人のインドネシア来訪者数の逆転は、ここ数年内の事と予測します。もともと親日的なインドネシアの人々が、今の数倍訪れることになるということは、ソースマーケットとしてのジャカルタの注目度はさらに、高まることでしょう。
次に、JTBグループの拠点として目指すことは、まずは、日本からのビジネス需要を取り込む商品を、造成し発表したいと考えます。ホテル+空港ホテル間の送迎といったシンプルなもの。(商社や車メーカー以外の人向け)それと、今回の我々の活動とちょうど反対向きになりますが、日本の各自治体の訪日誘客プロモーションの取扱いです。47都道府県の観光局が、ほぼ毎週ジャカルタを訪問されます。日本のJTB支店と協力して、積極的に取扱いながら、その活動を勉強させていただき、ジャカルタの持つ歴史や、エンターテインメイント素材を磨いて、ジャカルタ来訪者の増加につなげたいと考えます。
最後に、この年末ガルーダインドネシア航空チャーター便を利用した商品を、日本とジャカルタで販売しております。これは北海道の人が避寒でバリを訪ね、ジャカルタの人には、経験したことのない雪を体験してもらうために、北海道へお連れするという商品です。チャーターとまではいかないものの、表紙にジャカルタの名のついた、パック商品が発表されるようになれば、本プロモーションも成功したと、言えると思います。」
この後、ミスタージャカルタ・ミスジャカルタが、ジャカルタの魅力についてPRし、JKT48メンバーが、Enjoy Jakarta大使に就任した意気込みなどを語った。
【編集 : 安麻比呂 】