【タイ】邦人男性殺害事件、タイ人女性の余罪を追及=11年前の事件を再捜査へ

　2014年10月24日、タイメディアによると、日本人を殺害、運河に遺棄したとして逮捕されたタイ人女性の2番目の夫だった日本人の死亡原因について、再捜査する模様だ。

　事件を捜査している警察署に、タイ人女性の2番目の日本人夫との娘ケイコ・マッタさん(31才)が訪れた。ケイコさんは、11年前に死亡した父親の死亡原因についても再捜査するように強く求めた。

　今回の犯人であるタイ人女性は、過去に日本人男性と結婚し、1女をもうけている。その後、日本人男性が階段から転落死して、多額の保険金を受け取ったとされている。タイ人女性は、日本人男性は当時、心臓に持病があったと話している。

　ケイコさんは、「当時、父には持病はありませんでした。健康的で、とても体力があったんです」と話しており、タイ人女性の説明とは矛盾している。

　また、警察関係者によると、今回の邦人殺害に関して、犯人の供述は、気がついたらすでに死んでおり、その後、遺体を切断して遺棄した、としており、その通りであれば、殺人ではなく、遺体損壊と死体遺棄になるかも知れないという。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】