2014年11月6日、タイ全土で3大祭りの1つ、ロイクラトン祭りが盛大に開催された。国内外から多くの観光客が集まった北部のスコータイやチェンマイでは、当日のホテルもほぼ満室となり、大混雑のイベント会場では華やかな花火やミスコンテストなども開催された。
タイ仏歴では、11月6日は12月15日となり、毎年灯籠流しが行なわれる。ロイクラトンと呼ばれるこの行事は、今生の罪を悔い改め、水に流すとともに、来生の幸せな生まれ変わりを願うという意味を持つ。
しかし、現代では恋人同士が流した2つの灯籠が、離れずに流れて行けば、2人は結ばれる、と言われているように、来生よりも今生の幸運を願う人が多いようだ。
川や水辺に灯籠を流すロイクラトン祭りとは別に、北部チェンマイではイーペン祭りと呼ばれる行事も同日行なわれた。こちらは、コムローイともいわれ、手漉き紙の提灯に蜜蝋の灯で気球に仕立てて、空へ放つというもの。ふわりふわりと数百の空を漂う様は幻想的だとして、近年海外からの観光客も急増している。そのため、チェンマイ市では特別に11月8日に観光客向けのイベントも用意しているほどだ。
また、タイのグーグルではこの日、検索画面をロイクラトン仕様にしている。
このロイクラトン祭りを皮切りにタイの観光シーズンが幕を開ける。バンコク都心のセントラル・ワールド・プラザ前にも今週。ビヤガーデンがオープンし、毎晩のようにライブコンサートも開催される。街は12月5日の国王誕生日をはさみ、新年まで電飾が施され、様々なイベントが各地で開催される。
【執筆 : そむちゃい吉田】
タイ仏歴では、11月6日は12月15日となり、毎年灯籠流しが行なわれる。ロイクラトンと呼ばれるこの行事は、今生の罪を悔い改め、水に流すとともに、来生の幸せな生まれ変わりを願うという意味を持つ。
しかし、現代では恋人同士が流した2つの灯籠が、離れずに流れて行けば、2人は結ばれる、と言われているように、来生よりも今生の幸運を願う人が多いようだ。
川や水辺に灯籠を流すロイクラトン祭りとは別に、北部チェンマイではイーペン祭りと呼ばれる行事も同日行なわれた。こちらは、コムローイともいわれ、手漉き紙の提灯に蜜蝋の灯で気球に仕立てて、空へ放つというもの。ふわりふわりと数百の空を漂う様は幻想的だとして、近年海外からの観光客も急増している。そのため、チェンマイ市では特別に11月8日に観光客向けのイベントも用意しているほどだ。
また、タイのグーグルではこの日、検索画面をロイクラトン仕様にしている。
このロイクラトン祭りを皮切りにタイの観光シーズンが幕を開ける。バンコク都心のセントラル・ワールド・プラザ前にも今週。ビヤガーデンがオープンし、毎晩のようにライブコンサートも開催される。街は12月5日の国王誕生日をはさみ、新年まで電飾が施され、様々なイベントが各地で開催される。
【執筆 : そむちゃい吉田】