2014年11月30日、タイメディアが伝えたところによると、ウィサヌ副首相が、総選挙は早くても2016年2月になるだろうとの見解を明らかにした。このため、タイの軍事政権が長引くことになりそうだ。
タイの軍政は当初、2015年10月に総選挙を行なうとしてきた。実施が遅れる主な理由は、新憲法の策定だという。
2015年9月上旬に国会に提出された後、国王による認証を受けて、10月末に発布される。その後、選挙関連の準備に約3か月かかると予想されることから、総選挙は早くても2016年2月になるだろうとのことだ。もし遅れたとしても、2016年半ばを超えることはないだろうとの見解も示した。
また、同時に選挙実施による恩赦法案についても言及。その対象たる範囲については慎重に検討されるべきであると述べた。
軍事政権内では、時折こうした展望が発せられるが、これまでもプラユット首相の判断で覆えされたことも少なくない。今回の見解や展望も、首相がノーと言えば、その期限は白紙へと戻るだろう。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
タイの軍政は当初、2015年10月に総選挙を行なうとしてきた。実施が遅れる主な理由は、新憲法の策定だという。
2015年9月上旬に国会に提出された後、国王による認証を受けて、10月末に発布される。その後、選挙関連の準備に約3か月かかると予想されることから、総選挙は早くても2016年2月になるだろうとのことだ。もし遅れたとしても、2016年半ばを超えることはないだろうとの見解も示した。
また、同時に選挙実施による恩赦法案についても言及。その対象たる範囲については慎重に検討されるべきであると述べた。
軍事政権内では、時折こうした展望が発せられるが、これまでもプラユット首相の判断で覆えされたことも少なくない。今回の見解や展望も、首相がノーと言えば、その期限は白紙へと戻るだろう。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】