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【タイ】電源開発、ノンセンガス火力発電所の2号系列も営業運転開始

Global News Asia 2014年12月4日 17時41分

 2014年12月1日、電源開発(以下、Jパワー)は、タイ国において参画しているノンセンガス火力発電所2号系列(出力80万キロワット、以下、NS2)が営業運転を開始したと発表した。

 ノンセンガス火力発電所は、2007年の新規IPP(独立系発電事業者)入札において落札した、Jパワーがタイで参画する最大のIPP事業であり、Jパワーのタイ現地事業会社ガルフJP NS社(Jパワーが90%出資)を通じて開発を進めてきた。

 2011年11月4日にプロジェクト・ファイナンス契約を締結し、2011年12月より本格的な建設工事を開始した。

 1号系列(出力80万キロワット)は、すでに2014年6月1日に営業運転を開始しており、2号系列の運転開始により、1号と2号の合計で160万キロワットのIPP発電所が完成した。営業運転開始後は、電力購入契約に基づき、タイ国電力公社(EGAT)に25年間にわたり電力を卸し・販売する。

 NS2の営業運転開始により、Jパワーが参画する営業運転中の海外IPPプロジェクトは出力合計約1955万キロワット(持分出力約609万キロワット)となった。

 ウタイ地点におけるIPP事業も2015年の運転開始を目指し、建設が進行中である。
【編集 : YK】

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