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【ミャンマー】イオン・教育支援活動に7500万円寄付=日本ユニセフ協会

Global News Asia 2014年12月7日 9時30分

 2014年12月8日、日本ユニセフ協会は、イオン1%クラブからユニセフがミャンマーで実施する教育支援活動の資金として、約7500万円の寄付を受領する贈呈式を行なう。

 この寄付金は、全国のイオン店頭などで来店客から寄せられた「ミャンマー学校建設支援募金」と、イオングループ主要企業各社で構成されるイオン1%クラブからの拠出金を合わせたもの。

 イオン1%クラブは、アジアの子どもたちに安全でしっかり学べる学校環境を提供するため、2001年から、ユニセフの教育事業、主に校舎の建設を支援している。カンボジア、ネパール、ラオスでの支援に続き、ミャンマーでの支援をスタートさせたのは2013年から。3年間(2013年~2015年)で計30校の小学校校舎の建設・修復を目指している。

 ミャンマーでは、教育の“質”が大きな課題となっており、崩れかけた校舎、不十分な学用品、トイレや水場の欠如、また、教員の技術や経験の不足により、多くの子どもたちは、きちんと学べる環境に無いのが実情。

 贈呈式には、駐日ミャンマー大使館・経済参事官 ミン ゾウ氏や、外務省アジア太平州局南部アジア部南東アジア第一課職員。由紀 さおり・安田 祥子姉妹、アテネオリンピック男子体操金メダリスト水鳥 寿思氏、ロンドンオリンピック新体操日本代表キャプテン田中 琴乃氏も出席予定。

 ミャンマーは様々な問題を抱えており、政府側と少数民族(武装勢力)との全面停戦を実現し、一つの国にならなければならない状況だ。年内にスピードアップで議論が進むよう日本も支援している。

【編集 : 安麻比呂 】

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