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【エアアジア機】消息不明は悪天候が原因か=捜索難航

Global News Asia 2014年12月28日 16時48分

 2014年12月28日、マレーシアのメディアによると、インドネシアのスラバヤからシンガポールに向け飛行中の、マレーシアに本部のあるLCC・エアアジア機(8501便)が消息を絶った事故で、GPSでの飛行ルートの軌跡を元に、インドネシア西部のブリトゥン島とボルネオ島の西側の間で捜索が行われており、インドネシア空軍は航空機2機で捜索しているが、生存に関する手掛かりは見つかっておらず、難航している。また、シンガポールの海軍や空軍が支援を申し出ている。

 消息を絶ったエアアジア8501便(乗客155人、乗員7人)は、インドネシア・ジャワ島のスラバヤを28日午前5時35分(日本時間7時35分)に離陸し、午前6時17分(日本時間8時17分)に連絡が取れなくなった。予定では、シンガポールに8時37分(日本時間10時37分)に到着することになっていた。連絡が取れなくなる直前に、パイロットからインドネシア管制塔に悪天候を理由に飛行高度の変更をリクエストしてきた。厚い雲を避けるために高度を6000フィート上げて、3万8000フィートにしたいという内容だった。機長の飛行時間は6100時間、副操縦士は2275時間だった。

 乗客155人(大人138人、子ども16人、乳児1人)は、インドネシア人149人、韓国人3人、シンガポール人1人、英国人1人、マレーシア人1人。機材は、エアバス320型機。

【編集 : 高橋大地】

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