2015年1月16日、伊藤忠商事は、子会社である伊藤忠テキスタイル・プロミネント(アジア)株式会社(本社:香港、以下、IPA)を通じ、ベトナムの国営繊維企業グループ、ベトナム・ナショナル・テキスタイル・アンド・ガーメント・グループ(以下、VINATEX(ビナテックス)の株式を取得し、業務提携に関する契約を締結したと発表した。
VINATEXは1995年に設立され、繊維業界の川上から川下にわたる83社の子会社・関連会社と約12万人の従業員を擁するベトナム最大の繊維企業グループで、伊藤忠商事とVINATEXは、1990年代にアパレルOEM関連の取引を開始して以来、長年にわたり信頼関係を築いてきた。
伊藤忠商事は、かねてより繊維製品のアジア地域における生産基盤の強化と適地生産体制の構築に取り組み、中国に次ぐ生産地として注目を集めるベトナムを最重要拠点の一つとして位置づけている。
今回、ベトナム最大の繊維企業グループであるVINATEXとのパートナーシップを強化することにより、FTA等の関税メリットを活用したトレードの拡大や新規ビジネスの創出などのシナジー効果が期待されることから、契約締結に至った。
伊藤忠商事は今後、VINATEX傘下のベトナム国内の優良縫製拠点および伊藤忠グループの持つグローバル・ネットワークを最大限に活用し、欧米および日本・中国を含むアジア地域などへの繊維製品の販売強化を進める。
VINATEXも、ベトナムの繊維業界における川上から川中、服飾資材分野への事業拡大とベトナムにおける繊維事業のバリュー・チェーン構築を目指しており、伊藤忠商事がこれまで培ってきた繊維業界におけるさまざまなノウハウやネットワークおよびグローバル企業としての経営管理手法等を活用し、VINATEXのさらなる企業価値の向上とビジネスの拡大を進めていく。
【編集 : YK】
VINATEXは1995年に設立され、繊維業界の川上から川下にわたる83社の子会社・関連会社と約12万人の従業員を擁するベトナム最大の繊維企業グループで、伊藤忠商事とVINATEXは、1990年代にアパレルOEM関連の取引を開始して以来、長年にわたり信頼関係を築いてきた。
伊藤忠商事は、かねてより繊維製品のアジア地域における生産基盤の強化と適地生産体制の構築に取り組み、中国に次ぐ生産地として注目を集めるベトナムを最重要拠点の一つとして位置づけている。
今回、ベトナム最大の繊維企業グループであるVINATEXとのパートナーシップを強化することにより、FTA等の関税メリットを活用したトレードの拡大や新規ビジネスの創出などのシナジー効果が期待されることから、契約締結に至った。
伊藤忠商事は今後、VINATEX傘下のベトナム国内の優良縫製拠点および伊藤忠グループの持つグローバル・ネットワークを最大限に活用し、欧米および日本・中国を含むアジア地域などへの繊維製品の販売強化を進める。
VINATEXも、ベトナムの繊維業界における川上から川中、服飾資材分野への事業拡大とベトナムにおける繊維事業のバリュー・チェーン構築を目指しており、伊藤忠商事がこれまで培ってきた繊維業界におけるさまざまなノウハウやネットワークおよびグローバル企業としての経営管理手法等を活用し、VINATEXのさらなる企業価値の向上とビジネスの拡大を進めていく。
【編集 : YK】