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【タイ】富士通、バンコクのチュラロンコン大学付属の小学校、中高等学校にタブレットを納入

Global News Asia 2015年2月4日 11時5分

 2015年2月2日、富士通グループは、チュラロンコン大学付属模範小中高等学校(バンコク)で教育支援システムを構築し、児童や生徒が教職員が利用するWindowsタブレット端末118台を納入したと発表した。

 富士通グループは、チュラロンコン大学の付属小学校と付属中高等学校のそれぞれに、1クラス分の児童生徒用タブレットと、教員用タブレット、学習履歴や教材を管理するサーバー1台を整備した。2014年9月にスタートした学校のICT化を支援するプロジェクト「明日の学びプロジェクト」の一環で、中高生向けのICT学習環境(サーバー1台、生徒用タブレット40台、教員用端末20台)は富士通グループが無償で提供した。小学生向けのタブレット43台は有償で販売した。

 教育支援システムとして、「FUJITSU 文教ソリューション K-12 協同学習支援マーナビゲーション(マーナビゲーション)」をタイ語化して導入。児童生徒がタブレットに入力した内容を、教員が電子黒板に表示して、クラス全体で共有できる環境を構築した。併せて、教員向けの授業支援システム「FUJITSU 文教ソリューション CoursePower」を活用して、学習履歴管理を可能にした。

 導入したWindowsタブレットは、法人向けタブレット「FUJITSU Tablet STYLISTIC Q555」「FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q704/H」「FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q584/H」。OSはいずれもWindows 8.1。

 中高等学校では2月3日から、小学校では4月1日から同システムの利用を始める。

【編集 : 高橋大地】

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