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【タイ】チュラロンコン大学附属の学校、富士通の教育支援システムを導入

Global News Asia 2015年2月6日 15時34分

 2015年2月2日、富士通と富士通システムズビジネス(タイランド)株式会社(以下、富士通タイランド)は共同で、タイのチュラロンコン大学附属模範小中高等学校の教育支援システムを構築し、中高等学校では2月3日から、小学校では4月1日から、本システムの本格運用を開始すると発表した。

 本システムの「FUJITSU 文教ソリューションK-12 協働学習支援マーナビケーション」の使用により、生徒がタブレットに入力した意見や問題の答えを教員が即座に電子黒板に表示し、クラス全体で共有する。さらに、複数の回答の一斉表示や特定の回答の比較表示も可能で効果的な協働学習を実現する。

 また、授業支援システム「FUJITSU 文教ソリューション・コースパワー」の使用により、教員は教材・テストの使用履歴、生徒ごとの提出物や授業出席状況、テスト結果などの管理を効率化でき、生徒ごとの学習・行動分析結果を元に、個人の傾向や学習の進捗に応じたきめ細かなケアも容易となる。

 富士通と富士通タイランドは、小学校と中高等学校それぞれ1クラス分の設備(生徒用タブレット約40台、教員用タブレット約20台、学習履歴や教材などを管理するためのサーバ1台)の導入から開始。システム構築後もシステム運用管理やシステム操作支援のほか、効果的な授業計画、システム活用のアドバイスなども行なうICT支援用員をタイ国内で育成して派遣し、本システムを活用した授業を包括的に支援する。
【編集 : YK】

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