2015年2月12日、カンボジアの首都プノンペンに、ホテルオークラがオープンすることが分かった。カンボジアに日系の高級ホテルが進出するのは初めて。
株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区)は、「TEHO INTERNATIONAL」の子会社である「TEHO DEVELOPMENT CAMBODIA PTE LTD」(本社:シンガポール)とカンボジアの首都プノンペンにオープンする「オークラ プレステージ プノンペン」(2019年開業予定)に関する基本合意書を7日に締結した。
今回、基本合意書を締結した「TEHO DEVELOPMENT CAMBODIA PTE LTD」は、海運業や海洋石油・ガスの開発、不動産、建設業などの企業を傘下に持つシンガポールの上場企業「TEHO INTERNATIONAL INC LTD」の子会社で、カンボジアで、不動産投資・開発事業を行っている。
「オークラ プレステージプノンペン」は、東西にメコン川とトンレサップ川を臨むChroy Changvar半島の新興開発エリア「The Bay」に位置し、住宅、サービスアパートメント、商業施設等の建設が予定されている複合開発地域の一角。ホテルは、王宮やプノンペン市街の街並みを一望出来る絶好のロケーションにある。現在、当該エリアと市街地を結ぶ新たな橋梁の建設が計画中で、開通後は交通の利便性も格段に向上し、更なる発展が見込まれる地域。
ホテルは、地上45階建の住宅やサービスアパートメントとの複合ビルの左側に位置し、総客室数250室規模となる。開放感のある洗練された客室に加えて、和食レストラン、オールデイダイニングなどの飲食施設、機能的な宴会場と会議室を備える。ホテルオークラならではの「和のおもてなし」と最先端の設備により、訪れるすべての利用者に上質な空間を提供する予定。
カンボジアは近年、平均7.0%以上の高い経済成長率を維持しており、ASEAN(東南アジア諸国連合)において最も注目されている国の一つ。対日関係も非常に良好で、日本は政府開発援助(ODA)による積極的な支援を行うなどカンボジアにとって最大の開発援助国となっている。
カンボジア政府は、2015年末のASEAN経済共同体発足に向けて、経済振興を急速に図っており、その中で外国資本誘致政策の一環として多くの経済特区(SEZ)が開発されている。そのなかでも首都プノンペンの経済特区には各国企業が進出しており、その過半数を日系企業が占める。プノンペンは、地理的にもホーチミンとバンコクを東西に結ぶ中間地点にあり、ASEAN域内でのヒト・モノ・サービスの自由化が促進される中で、更なる発展が期待されている。
【編集 : 高橋大地】
株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区)は、「TEHO INTERNATIONAL」の子会社である「TEHO DEVELOPMENT CAMBODIA PTE LTD」(本社:シンガポール)とカンボジアの首都プノンペンにオープンする「オークラ プレステージ プノンペン」(2019年開業予定)に関する基本合意書を7日に締結した。
今回、基本合意書を締結した「TEHO DEVELOPMENT CAMBODIA PTE LTD」は、海運業や海洋石油・ガスの開発、不動産、建設業などの企業を傘下に持つシンガポールの上場企業「TEHO INTERNATIONAL INC LTD」の子会社で、カンボジアで、不動産投資・開発事業を行っている。
「オークラ プレステージプノンペン」は、東西にメコン川とトンレサップ川を臨むChroy Changvar半島の新興開発エリア「The Bay」に位置し、住宅、サービスアパートメント、商業施設等の建設が予定されている複合開発地域の一角。ホテルは、王宮やプノンペン市街の街並みを一望出来る絶好のロケーションにある。現在、当該エリアと市街地を結ぶ新たな橋梁の建設が計画中で、開通後は交通の利便性も格段に向上し、更なる発展が見込まれる地域。
ホテルは、地上45階建の住宅やサービスアパートメントとの複合ビルの左側に位置し、総客室数250室規模となる。開放感のある洗練された客室に加えて、和食レストラン、オールデイダイニングなどの飲食施設、機能的な宴会場と会議室を備える。ホテルオークラならではの「和のおもてなし」と最先端の設備により、訪れるすべての利用者に上質な空間を提供する予定。
カンボジアは近年、平均7.0%以上の高い経済成長率を維持しており、ASEAN(東南アジア諸国連合)において最も注目されている国の一つ。対日関係も非常に良好で、日本は政府開発援助(ODA)による積極的な支援を行うなどカンボジアにとって最大の開発援助国となっている。
カンボジア政府は、2015年末のASEAN経済共同体発足に向けて、経済振興を急速に図っており、その中で外国資本誘致政策の一環として多くの経済特区(SEZ)が開発されている。そのなかでも首都プノンペンの経済特区には各国企業が進出しており、その過半数を日系企業が占める。プノンペンは、地理的にもホーチミンとバンコクを東西に結ぶ中間地点にあり、ASEAN域内でのヒト・モノ・サービスの自由化が促進される中で、更なる発展が期待されている。
【編集 : 高橋大地】