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JKT48の活躍で日本イメージ向上中のインドネシアで、仕事SNS「Wantedly」をスタート

Global News Asia 2015年3月6日 18時30分

 2015年3月6日、外資系企業の進出が盛んなASEAN各国の企業では、優秀な若手人材の採用と、継続的に就労してもらうため、やる気を引き出す施策作りに取り組む企業が増えている。インドネシアでは、JKT48の存在が大きく日系主力企業も、CMやコラボでJKT48メンバーを起用し、日本イメージ全体の底上げに大きく役立っている。

 そうした中、ウォンテッドリー株式会社(本社:東京都港区)が運営する「はたらく」を面白くする仕事SNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」は、東南アジアを初めとした海外展開に伴い、インドネシア語と英語版Androidアプリをリリースした。

 「Wantedly」は、給与や福利厚生といった条件ではなく、ビジョンや、やりがいで企業と人を結び付けたいと考えている。「Wantedly」では募集記事に企業側が給与条件などの記載をすることを禁止しており、それ以外の条件に目が向くように工夫している。

 実際に日本でも、大手総合商社や外資系金融機関に勤務していた人が、スタートアップや市役所に転職した事例も出ているそうだ。

 ただ、インドネシアを初めとした東南アジアでは「より高い給与」を求めて転職を繰り返すケースが多く、なかなかエリート人材の定着が難しい状況だ。

 インドネシアでは、SNS利用者数がとても多く、Facebookの活用が盛んだ。「Wantedly」を、Facebookに連結させて、インドネシア人が友人などとコミュニ―ケーションを取るために利用している時に、「Wantedly」のサービスを見つけダウンロードしてもらい、継続的な利用に結び付けたいとの戦略だ。

 ウォンテッドリー株式会社は、日本だけではなく、海外、特に平均勤続年数の低い東南アジアでのサービスを展開し、世界でのシゴトでココロオドル人口を増やすことを目指している。

【編集 : 朝日音然】

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