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結婚まで貞操を守る誓いを立てる若者がマレーシアで増える

Global News Asia 2015年3月10日 9時0分

 2015年3月9日、マレーシアのメディアによると、結婚まで性行為は行わないという若者がマレーシア国内で増えはじめてきている。

 ジュード・ラットマッシュさん(23)もその一人。彼は自分の財布にその誓いを立てたカードまで入れている。「お酒を飲む人も入れば、タバコを吸う人もいる。どんなライフスタイルを送るかはその人次第。僕は結婚までセックスをしないというライフスタイルを選んだだけのことです」。

 マレーシアの若者にこの教えを広めているのは「フォーカス・オン・ザ・ファミリー」という団体だ。1977年にアメリカで創設された福音派のパラチャーチ団体で、マレーシア支部は1997年に開設された。

 「この団体のワークショップは、乱れた性生活のデメリットについて、宗教やモラルの面からだけでなく、健康や社会的な面からもわかりやすく教えてくれます」とジュードさんは言う。

 ノア・アープサラさん(23)は15歳のときに誓いを立てた。「ワークショップに参加して、将来の妻となる女性のために貞操を守ろうと思いました」。

 フォーカス・オン・ザ・ファミリー・マレーシア支部マネージャーのジョシュア・リオンさんは言う。「このプログラムを始めたのは2003年。これまでに1467のワークショップを開き、7万人以上の若者が参加してきました。参加者の約90%は今でも自分の立てた誓いを守っています」。
【翻訳/編集 : 小林ていじ】

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