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ミャンマー政府 雲南省の爆撃について国軍の関与を否定

Global News Asia 2015年3月20日 9時0分

 2015年3月19日、地元メディアによると、ミャンマーと中国の国境の雲南省臨滄(りんそう)市の村をミャンマーの空軍が爆撃し死傷者が出たと中国政府が抗議している件について、ミャンマー政府は3月15日に声明を発表した。

 声明では、中国雲南省臨滄(りんそう)市の村をミャンマーの空軍が爆撃したという事実はなく、爆撃はコーカン族の武装勢力が行ったものであり、ミャンマー政府は今回の中国側の犠牲者に対して、哀悼の意を示している。

 ミャンマー政府としては「ミャンマー北東部に平和がもたらされるよう望んでおり、誤解によってミャンマーと中国の関係が悪化することは遺憾である。今回のミャンマー北東部での戦闘はミャンマー国軍と少数民族であるコーカン族の間の戦闘であり、現在、国境付近に中国人民解放軍の部隊が派遣されていることはお互いの誤解から生じたものであると考えている。両国の外務省、国防省で直接この件について話し合い、現地での合同調査を進めるつもりである」と発表した。
【翻訳/編集 : 竹永慶代】

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