2015年3月25日、在タイ日本国大使館は「ルーイ県における資源リサイクル促進のためのゴミ処理施設整備計画」に370万9900タイバーツ(約1370万円)の支援を行った。
ゴミ処理施設の開所式が行われ、ルーイ県ワングサプング郡「公共社会ボランティア協会」のラムパーン・ブンナック代表、サネー ノンタチョート・ルーイ県副知事や地方自治体関係者、内川昭彦 在タイ日本国大使館公使が出席した。
タイ国では経済成長と生活様式の変化に伴い、ゴミ排出量が大幅に増加しており、収集・処分能力が慢性的に不足する状態となっている。この現象は都心部だけではなく、地方や遠隔地の村でも発生しており、この計画の対象地域、ルーイ県ワングサプング郡でも、ゴミ収集能力が現状に追いつかず、ゴミ最終処分場の許容能力は限界を迎えようとしている。また、不法投棄ゴミも増加しており、悪臭と虫害によって日常生活に支障をきたすなど、地域住民に不安を与えている。
この計画は「公共社会ボランティア協会」が地方行政機構や住民組織との協働で、深刻なゴミ問題に対処することを目的としている。具体的には、資源再利用に関する研修、ゴミ収集能力向上を図るための車輌調達、ゴミ処理施設(バイオコンポストや有機ゴミ加工施設)の設置など、適切なゴミ処理を行うことによって、地域住民の健康的で安心な生活を目指すもので、公衆衛生基盤を確立するための取り組み。
【編集 : TY】
ゴミ処理施設の開所式が行われ、ルーイ県ワングサプング郡「公共社会ボランティア協会」のラムパーン・ブンナック代表、サネー ノンタチョート・ルーイ県副知事や地方自治体関係者、内川昭彦 在タイ日本国大使館公使が出席した。
タイ国では経済成長と生活様式の変化に伴い、ゴミ排出量が大幅に増加しており、収集・処分能力が慢性的に不足する状態となっている。この現象は都心部だけではなく、地方や遠隔地の村でも発生しており、この計画の対象地域、ルーイ県ワングサプング郡でも、ゴミ収集能力が現状に追いつかず、ゴミ最終処分場の許容能力は限界を迎えようとしている。また、不法投棄ゴミも増加しており、悪臭と虫害によって日常生活に支障をきたすなど、地域住民に不安を与えている。
この計画は「公共社会ボランティア協会」が地方行政機構や住民組織との協働で、深刻なゴミ問題に対処することを目的としている。具体的には、資源再利用に関する研修、ゴミ収集能力向上を図るための車輌調達、ゴミ処理施設(バイオコンポストや有機ゴミ加工施設)の設置など、適切なゴミ処理を行うことによって、地域住民の健康的で安心な生活を目指すもので、公衆衛生基盤を確立するための取り組み。
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