2015年4月4日、地元メディアによると、ミャンマーでは4月13日から16日の4日間、「ティンジャン」(水かけ祭り)と呼ばれるミャンマー新年の祭りが行われる。
ティンジャンとは1年の厄や汚れを洗い流すという意味から、お互いに盛大に水を掛け合うミャンマー最大の祭である。
祭りの期間中、市内の主要幹線道路には「マンダ」と呼ばれる放水用の大きなステージが建てられ、大音響でダンスミュージックを掛けながら、道路を走る車や人に水を掛けたり、ダンスを楽しむ光景が見られる。
2000年代半ばは軍事政権下による経済の停滞により、マンダを建設する企業や団体が極端に激減していたが、近年は建設されるマンダの数は増加している。
マンダ建設許可の申請を司るYCDC(Yangon City Development Committee)によると、大規模なマンダ(幅100フィート~120フィート)の建設費用は去年より20%アップし、1000万Ks(約100万円)。中規模(100フィート以下)でも600万チャット(約60万円)かかるにもかかわらず、2015年の建設許可申請団体数は去年の181団体を上回り、204団体にのぼる。
1年に1度のマンダ建設は、企業の力をアピールするチャンスであり、どの企業がどこにステージを作り、有名歌手を何人呼べるかは毎年大きな話題となる。
【翻訳/編集 : 竹永慶代】
ティンジャンとは1年の厄や汚れを洗い流すという意味から、お互いに盛大に水を掛け合うミャンマー最大の祭である。
祭りの期間中、市内の主要幹線道路には「マンダ」と呼ばれる放水用の大きなステージが建てられ、大音響でダンスミュージックを掛けながら、道路を走る車や人に水を掛けたり、ダンスを楽しむ光景が見られる。
2000年代半ばは軍事政権下による経済の停滞により、マンダを建設する企業や団体が極端に激減していたが、近年は建設されるマンダの数は増加している。
マンダ建設許可の申請を司るYCDC(Yangon City Development Committee)によると、大規模なマンダ(幅100フィート~120フィート)の建設費用は去年より20%アップし、1000万Ks(約100万円)。中規模(100フィート以下)でも600万チャット(約60万円)かかるにもかかわらず、2015年の建設許可申請団体数は去年の181団体を上回り、204団体にのぼる。
1年に1度のマンダ建設は、企業の力をアピールするチャンスであり、どの企業がどこにステージを作り、有名歌手を何人呼べるかは毎年大きな話題となる。
【翻訳/編集 : 竹永慶代】