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【ベトナム】ベトナム人も鍋好き? ハノイで食べた鍋料理

Global News Asia 2015年4月10日 11時0分

 2015年4月10日、ベトナムの首都ハノイで食べた鍋料理を紹介したい。観光客が多く集まる旧市街の中心的な存在「ドンスアン市場」に夜間だけ出店する屋台の鍋だ。

 ベトナム語では鍋を「ラウ」と言い、看板には英語のアルファベットで「LAU」に小さな声調記号がつくだけなので、ベトナム語がわからなくても鍋屋だけはすぐに見分けがつく。ハノイはベトナム北部になるからか、特に鍋屋が多いような気がした。

 ドンスアン市場の鍋は各種あったが、無難な牛肉鍋を選択。30万ベトナムドンなので、およそ1700円くらいになる。4人前くらいはあるので、数名で行くと割安になる。これでもやや高いという印象があるのはやはり場所が観光地だからかと思う。下町に行けばもっと安いのは間違いない。

 スープの出汁は薄めだが、セットの具材を煮込んでいくうちに味わい深くなっていく。たっぷりの野菜がセットとなっており、肉も硬めで賛否はあるかと思うがおいしい。タレは塩に完熟ライムを絞ったシンプルなもの。またシメのためのインスタント麺も料金に含まれていた。

 ベトナムも12月から2月くらいまではかなり寒いので、特にその時期はベトナム鍋がぴったりだし、暑い季節も汗をかきながら食べて逆に夜風を涼しく感じるということもできる。試しにベトナムの路上で鍋をつついてみてほしい。
【執筆 : 高田胤臣】

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