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【タイ】タイ人の若手選手がガンバ大阪で練習参加

Global News Asia 2015年4月24日 11時0分

 2015年4月20日、タイサッカーリーグ情報サイト「Samurai x TPL」からの情報によると、タイの若いサッカー選手たちがJリーグのガンバ大阪の練習に参加することが決まった。

 2014年12月24日~29日の間、『U-14 ASEAN Dream Football Tournament 2014』が選手の育成および強化、アジア全体のサッカーレベルアップ、東南アジアでの優秀選手発掘、人材の育成を目的としてタイで開催された。大会アンバサダーは元ガンバ大阪の木場昌雄氏(一般社団法人JapanDreamFootballAssociation(JDFA)代表/Jリーグアジアアンバサダーが務めていた。

 一般社団法人JDFAは東南アジアからJリーグ選手誕生へ向けて活動を行っており、サッカーのレベルの高いタイにも注目している。今大会を通じて代表の木場氏らを中心にした大会運営本部がタイチームの中から大会優秀選手を3名選出し、ガンバ大阪への練習参加を打診した。
 今回選出された3名は以下の通り。

・Wuttisak Srichai(15歳)ミッドフィルダー、所属・SCG Muangthong Academy
・Kittipot Dangaroon(14歳)フォワード、所属・Suphanburi FC
・Theeraphat Niyomrit(15歳)ミッドフィルダー、所属・Chonburi Academy

 タイ人選手が練習参加することで、ガンバ大阪関係者らにタイ人選手のポテンシャルと将来性を感じてもらい、継続的にタイ人選手が日本にサッカー留学したり、契約できる環境が確保できるようにしたいという思惑がある。

 また、タイ人選手がJリーグのチームでの練習を経験することで現実的に自分たちにもチャンスがあるということを体感し、実際にチャンスを掴むために発憤興起してほしいという木場氏の願いもある。

 ガンバ大阪にタイ人が練習参加すればタイ国内でガンバ大阪の露出拡大が見込め、アジア戦略に力を入れているJリーグの思惑にもマッチする。タイの若い世代がJリーグの発展にも一役買う時代が目の前までやってきているようだ。
【執筆 : 高田胤臣】

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