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【タイ】新鉄道建設で日本と覚書き調印へ

Global News Asia 2015年5月15日 11時0分

 2015年5月15日、タイメディアによると、タイ国交省が新たに計画されている鉄道ものうち2路線について、日本と建設へ向けた覚書きに調印する運びになったという。

 アーコム国交副大臣が、5月11日にタイ北部チェンマイとバンコクの高速鉄道と西部カンチャナブリーからバンコクを経て東部レムチャバンとカンボジア国境サケーオ県アランヤプラテートを結ぶ路線の建設に向けた覚書きに日本との間で調印する事になると明かしたもの。

 同11日、タイを訪れていた和泉首相補佐官がプラユット首相を表敬訪問した他、経済政策担当のプリヤトン副首相と会談。日本側の方針について伝えられた模様。

 また、タイ側が提案していたミャンマーのダウェー経済特区の開発についても、日本側は前向きな方針である事も確認された。

 北部チェンマイへは、バンコクとの観光路線として新幹線などの導入も期待されている。また、東西の路線は西のミャンマー、ダウェイや東のカンボジアからベトナムへの伸延により物流の大動脈となることが期待されている。

 プリヤトン副首相は、北部チェンマイ線について、投資額が大きく採算が取れないと慎重な姿勢を見せているが、プラユット首相は歓迎の意向だと、タイの各メディアでも報じている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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