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【タイ】無料Wi-Fiが充実したバンコク

Global News Asia 2015年6月3日 9時0分

 2015年6月3日、経済発展の著しい東南アジア各国は飲食店や販売店での無料Wi-Fiの設置が一般的で、なんの手続きもなく、従業員からパスワードをもらえれば、Wi-Fi通信が可能な端末ですぐさまインターネット接続できる。

 タイやベトナム、カンボジア、ラオスは経済発展が著しく、巷にはiPhoneなどの端末を持った若者が多く歩いている。iPhoneなどは日本とほとんど値差はないが、物価の安い国ではその価値は何倍にもなる。売上の多い韓国のサムスンでも、安いと言っても物価指数的には高額になる。

 このように、昨今のビジネスに欠かせないスマートフォンやタブレットは、ビジネスマンだけでなく若者や学生も必需品として利用されている。そんな環境で必要になってくるのがWi-Fiだ。

 海外からの旅行者も端末を持ってやってくると思うが、普通にデータ通信を行った場合、国際料金がかかるために帰国後の請求額が心配になる。しかし、バンコクなどの都市部においてはその心配はまったくないと言ってもいい。それが、無料Wi-Fiの存在だ。

 タイ在住の筆者が日本でタイの通信端末を利用しようとすると本当に困ることが多い。日本にも無料Wi-Fiがあるといっても、日本の通信キャリアやWi-Fi関連会社との契約や登録が済んでいないと使えないことばかりだ。しかし、タイなどでは言葉通り「無料」Wi-Fiで、店内に掲示されているか、従業員から聞き出すパスワードを端末に打ち込めば、なんの登録も不要で使えるようになる。

 タイではとにかくフェイスブックが人気で、若者たちがこぞって利用している。彼らのチェックイン機能で宣伝にもなるので、無料Wi-Fi設置はもはや必須なのだ。

 気軽に利用できるので、出先でメール確認がしたいときも一切困らないのはビジネスマンにとってもメリットは大きい。無料Wi-Fiが東南アジアの新たな経済発展のスピードアップに拍車をかけるに違いない。

【執筆 : 高田胤臣】

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