2015年6月3日、タイメディアによると、タイ警察は、難民の人身売買に陸軍の幹部が関与していた疑いがあり、今日、タイ陸軍のマナス中将(58)を逮捕した。
警察が他の容疑者の自宅を捜索した時に、マナス中将が、多額の現金を受け取ったとみられる銀行の取引記録を押収しており、多額の賄賂を受け取り、人身売買業者に便宜を図った容疑と見られている。
タイ、マレーシア、インドネシアには、ミャンマーで迫害を受けている少数民族・ロヒンギャの人々など、4000人以上が船で海を渡り保護を求めており、混乱が続いている。
マナス中将は人身売買への関与を否定しているが、人権団体は「人身売買に軍幹部が関与しているとこれまで指摘してきたが、今回初めて実態が明らかになりそうだ」と話している。
ロヒンギャの人々の人身売買に関して、軍幹部が逮捕され警察の取り調べを受けるのは、初めて。
【編集 : MM】
警察が他の容疑者の自宅を捜索した時に、マナス中将が、多額の現金を受け取ったとみられる銀行の取引記録を押収しており、多額の賄賂を受け取り、人身売買業者に便宜を図った容疑と見られている。
タイ、マレーシア、インドネシアには、ミャンマーで迫害を受けている少数民族・ロヒンギャの人々など、4000人以上が船で海を渡り保護を求めており、混乱が続いている。
マナス中将は人身売買への関与を否定しているが、人権団体は「人身売買に軍幹部が関与しているとこれまで指摘してきたが、今回初めて実態が明らかになりそうだ」と話している。
ロヒンギャの人々の人身売買に関して、軍幹部が逮捕され警察の取り調べを受けるのは、初めて。
【編集 : MM】