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【タイ】ネパールを救え! 青少年楽団が来タイし、チャリティーコンサートを開催

Global News Asia 2015年6月5日 12時0分

 2015年6月4日、バンコクの沖縄料理店「金城」で、ネパールチャリティーコンサートが開かれ、はるばる被災地ネパールから青少年の伝統楽器の楽団が演奏を行い、未だ避難生活を余儀なくされている母国ネパールの窮状を訴えるとともに、伝統音楽を披露した。

 ネパールから来タイしたのは、NGO団体Aura Imports Sponsorship Projectの伝統楽器の楽団ナヤーンバンド。招いたのは、音楽を通して青少年の健全育成の支援をしている財団法人クロントイ・ミュージック・プログラム。

 来タイしたバンドメンバーは、伝統楽器サランギを弾く最年少15才のプーザン君をはじめ、全員が19才以下の5人に4人を加えたアーティストたち。普段は山あいの離村などを訪ねて演奏活動をしているという。

 会場となった沖縄料理店「金城」は、BTSプラカノン駅からほど近く、日本人だけでなく、タイ人にも人気の店。今回は、急な告知にもかかわらず、あっという間に定員の20名を超える申込みがあったという。

 コンサートには、財団で子供たちに音楽を教えるサーオラムウォンさん、そしてビーンさんとギッギーさんらタイ人アーティストも出演した。

 インドにも似た旋律だが、アクの強さは感じない。どちらかと言えば、サラッと爽やかに聴こえるネパールの伝統音楽。

 そんな珍しいネパールの伝統音楽を聴ける機会と、ネパールへのチャリティーとして、バンコクでも注目が集まっている今回の来タイ。今週末にはバンコク都内でチャリティーコンサートが開かれる。

 6月6日(土)のラマ9世通りのザ・ナインで、午後2時からのコンサートには、タイの歌手も多数応援に駆けつけ、午後8時まで開催予定。

 6月7日(日)には、パホンヨーティン通りソイ5のザ・ヤードで、最後のコンサートが予定されている。

ネパール大地震へのタイでの関心は高く、今でも各地で募金活動が行われている。
【取材/執筆 : そむちゃい吉田】

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