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【香港】MERS(マーズ)が最初に韓国から飛び火して今回の一連の騒動が始まった香港は!?  

Global News Asia 2015年6月7日 9時0分

 2015年6月5日、感染が広がり続ける中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)での死者は4人、感染者は41人となった。先月末、MERSに感染した韓国人が入国して今回の一連の騒ぎの発端となったいる香港では、連日のように新聞の一面で報じており、伝える論調もかなり厳しく、「隔離拒否韓国女へ直撃レポート」などの文字や写真が紙面に踊る。

 香港のメディア各紙は感染者を隔離せず出国させたことや、機内消毒を怠っていたなど韓国政府の管理不備や対応のまずさへの批判のみならず、韓国人は香港を見下しているなど彼らの人間性への追求も一部では見られる。

 香港国際空港到着後の検疫も厳重になっているが、今のところ空港内や香港の街中においてパニックなど特に大きな混乱は起きていない。出国も平時と同じく特別に時間はかかっていない。

 トランジット利用も多い香港空港では、今後のMERS感染拡大によっては、さらなる対応強化せざるを得ないため余裕を持ったスケジュールを心がけたい。
【執筆 : 我妻伊都】

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