2015年6月11日、タイメディアによると、韓国旅行を予定していた中国人観光客が、タイや日本に行先を変更するケースが増えている。
中東呼吸器症候群(MERS)が韓国で感染拡大していることが原因。感染者は122人(内10人死亡)。新たに感染した人の中には、病院の外来利用者や、感染者が出た病院の近くに勤務する警察官なども含まれており、一部に空気感染の恐れがあるのではないかとの懸念も出ている。
また、タイを始めASEAN各国は、空港での水際対策に力を入れている。しかし、潜伏期間が2~14日あり、入国後に発症した場合を想定して対策を講じている。
MERSの抗ウィルス薬は開発されていないため、根本的な治療方法はなく、感染した場合、症状に合わせた対処療法しかない。体力の弱い人や糖尿病や肺疾患、免疫不全の人が感染した場合のリスクは特に高い。ワクチンも無く予防接種もできないため、終息するにはまだ時間がかかりそうだ。
【編集 : MM】
中東呼吸器症候群(MERS)が韓国で感染拡大していることが原因。感染者は122人(内10人死亡)。新たに感染した人の中には、病院の外来利用者や、感染者が出た病院の近くに勤務する警察官なども含まれており、一部に空気感染の恐れがあるのではないかとの懸念も出ている。
また、タイを始めASEAN各国は、空港での水際対策に力を入れている。しかし、潜伏期間が2~14日あり、入国後に発症した場合を想定して対策を講じている。
MERSの抗ウィルス薬は開発されていないため、根本的な治療方法はなく、感染した場合、症状に合わせた対処療法しかない。体力の弱い人や糖尿病や肺疾患、免疫不全の人が感染した場合のリスクは特に高い。ワクチンも無く予防接種もできないため、終息するにはまだ時間がかかりそうだ。
【編集 : MM】