2015年6月12日、世界的に人気のファストフード店『ケンタッキーフライドチキン(KFC)』のタイのメニューを紹介する。日本の「和風チキンカツサンド」の様に各国のオリジナルメニューがあるが、タイでは白米に鶏肉を使った料理をそえるメニューがある。
キャンペーン商品が登場する時期もあるが、現在、KFCタイでレギュラーメニュー化されているライス商品は4種類で、ヤム系の料理が中心になっている。ヤムはタイ料理のサラダの一種で、ナンプラー(魚醤)やライム、生野菜などと肉を和えるもので、やや酸っぱくて辛いという味の特徴がある。
タイでは物価の感覚からか、ファストフードも立派なランチやディナーとして見られていたこともあり、今でも家族で食事に来るタイ人は少なくない。
KFCではこの数年でだいぶ少なくなったが、以前は店内で食事をする場合、人数分の陶器製の皿とステンレスのフォークとナイフが渡された。フライドチキンを手づかみで食べる習慣もなかった。昨今は日本や欧米のようにファストフードとして若者に定着したこともあり、そのあたりはだいぶ簡素化、欧米化されている。
タイのKFCは1984年に初めてバンコクに登場し、現在はタイ全土で400店舗以上を展開している。マネージメントは『ピザハット』なども展開する「YUM Restaurants International ( Thailand) Co.,Ltd.」と日本の『天丼てんや』などとフランチャイズ契約を結んでいる「Central Restaurants Group Co.,Ltd.」が行っている。
【執筆 : 高田胤臣】
キャンペーン商品が登場する時期もあるが、現在、KFCタイでレギュラーメニュー化されているライス商品は4種類で、ヤム系の料理が中心になっている。ヤムはタイ料理のサラダの一種で、ナンプラー(魚醤)やライム、生野菜などと肉を和えるもので、やや酸っぱくて辛いという味の特徴がある。
タイでは物価の感覚からか、ファストフードも立派なランチやディナーとして見られていたこともあり、今でも家族で食事に来るタイ人は少なくない。
KFCではこの数年でだいぶ少なくなったが、以前は店内で食事をする場合、人数分の陶器製の皿とステンレスのフォークとナイフが渡された。フライドチキンを手づかみで食べる習慣もなかった。昨今は日本や欧米のようにファストフードとして若者に定着したこともあり、そのあたりはだいぶ簡素化、欧米化されている。
タイのKFCは1984年に初めてバンコクに登場し、現在はタイ全土で400店舗以上を展開している。マネージメントは『ピザハット』なども展開する「YUM Restaurants International ( Thailand) Co.,Ltd.」と日本の『天丼てんや』などとフランチャイズ契約を結んでいる「Central Restaurants Group Co.,Ltd.」が行っている。
【執筆 : 高田胤臣】