2015年6月13日、23年前の今日、タイ国中が涙に暮れていた。今でもルークトゥンの女王と呼ばれ続けている歌手プムプアン・ドゥアンチャンが天に召されたのだ。その一人のタイ人女性は、スパンブリーの貧農に生れ、満足に学校にも行けず、文字の読み書きもできなかった。それは、彼女が死してのち明らかにされ、さらにタイ人を驚かせた。
現在、ルークトゥンと呼ばれるタイの歌謡曲の歌手たちは、ほぼ全員がこのプムプアンの歌を手本にプロを目指してきた。これは大げさではなく事実だ。プムプアンが死して23年。彼女の死後に生まれた子たちも、ほぼ例外なく、プムプアンの歌を歌えるし、その歌でコンテストを勝ち上がって来る。
死後23年経ってなお、これほどに愛され続けている歌手は、世界広しと言えど他にいるのだろうか。
今夜は、バンコクで、生まれ故郷のスパンブリーで、そして、タイのあちこちで彼女を忍ぶコンサートが開催される。そして、プムプアンを歌い続けて来た歌手たちが、そうしたコンサートに集結する。
バンコクでは、彼女が祀られているワット・パーシー(エカマイ・ソイ23)でも、追悼コンサートが夕方から夜中まで行われる予定になっている。
協力:ルークトゥンタイランド
【執筆 : そむちゃい吉田】
現在、ルークトゥンと呼ばれるタイの歌謡曲の歌手たちは、ほぼ全員がこのプムプアンの歌を手本にプロを目指してきた。これは大げさではなく事実だ。プムプアンが死して23年。彼女の死後に生まれた子たちも、ほぼ例外なく、プムプアンの歌を歌えるし、その歌でコンテストを勝ち上がって来る。
死後23年経ってなお、これほどに愛され続けている歌手は、世界広しと言えど他にいるのだろうか。
今夜は、バンコクで、生まれ故郷のスパンブリーで、そして、タイのあちこちで彼女を忍ぶコンサートが開催される。そして、プムプアンを歌い続けて来た歌手たちが、そうしたコンサートに集結する。
バンコクでは、彼女が祀られているワット・パーシー(エカマイ・ソイ23)でも、追悼コンサートが夕方から夜中まで行われる予定になっている。
協力:ルークトゥンタイランド
【執筆 : そむちゃい吉田】