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【タイ】タイ人客で賑わう沖縄料理店金城 毎月のコンサートも好評

Global News Asia 2015年6月23日 17時0分

 2015年6月23日、バンコクで日本人も多く住むスクンビット通りソイ69、BTSプラカノン駅からも近い所にある金城を紹介したい。

 沖縄民謡が流れる店内は連日タイ人客で賑わっている。定番のゴーヤチャンプルやソーキそばなどの沖縄料理が気軽に食べられるのはもちろん、月に1、2度様々なアーティストを招いてコンサートを開催するなど意欲的な取り組みも好評の店だ。

 スクンビット通りソイ69。プラカノン交差点に面する郵便局横の通りを50メートルほど入ったところに、なぜか連日タイ人客で賑わう沖縄料理店がある。金城は2008年に開店したものの、当初の経営はうまく行かずに、現在の経営者・大高氏に引き継がれた。

 大高氏は、SNSなどを利用してタイ人に向けて情報を発信した。在住や旅行者として日本人だけを相手にしていては、浮き沈みが激しい。タイ人の中で定着できれば、経営も安定すると言う目論みは、少しずつ効果が表れ、今では6割以上をタイ人客が占めていると言う。

 また月に1、2度、2階のスペースを利用して開催するコンサートも好評だ。6月初めには、ネパールから来た青少年楽団を招き震災復興チャリティーコンサートも開催。収益を全て復興支援へと寄付した。

 タイのアーティストが中心だが、これから売り出そうそしている様々なスタイルのアーティストに声をかけ出演させている。そこからまた新たな出会いと繋がりが生まれ、新たな客層が出来ている。

 7月にはタイ庶民の音楽ルークトゥンの歌手を招いてのコンサートが企画されている。メイン歌手として、昨年来日したイム・スティダーさん(22才)が、アコースティックギターをバックに歌う予定だ。

 イムさん本人も、アコースティックをバックに歌うのは初めての経験。いつもはフルバンドかバッキングトラックを使っているので、どうなるのかわからないが、不安より楽しみが大きいと語る。また、昨年の来日後に覚えたと言う日本語での歌もぜひ披露したいと意気込んでいる。

 また、ルークトゥンに馴染みがなくても楽しめるよう、日本人としては第一人者でもあるルークトゥンタイランド編集長のそむちゃい吉田氏が解説を加えながら進行する予定。定員は30名だけなので早めの予約をお勧めしたい。

 金城では、今後もタイのアンダーグラウンドシーンなどで活躍するアーティストを招いてのコンサートを毎月企画していく。詳しくは店頭にて大高氏まで。
【取材/執筆 : SY】

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