【タイ】イメージよりも商魂強い中国ホテル―タイ人観光客もビックリ！

　2015年7月4日、観光王国のタイでは、多くの観光客が世界各国から連日訪れている。中でも一番多いのは中国からの旅行者で、マナー問題など解決しなくてはならない課題は山積しているが、タイにとっては最重要国の一つだ。

　多くの旅行者を送りだしている、中国からの要請に応えるかたちで、相互観光としてハルビンに出かけるタイ人も増えてきた。

　タイ人観光客が驚いたのは、宿泊先のホテルで、客室の寝具を販売していた事。くつろぎと、やすらぎを大切にするバンコクの一流ホテルでは、ゲストから問い合わせが無い限り、積極的にホテルで使用している備品を販売することはないが、ベットごとロビーに展示して7月1日から1カ月間販売するそうで、恐るべし中国営業力に脱帽。

　また、レストランに置かれている楊枝の先端にメントール(ハッカ)が塗られており、スース―して気持ちがいい。この心配りには感心した。

　ハルビンは、中国とは思えない洗練された街で、ポプラ並木やヨーロッパの香りが漂う。また中国で最初にビールが製造されたのもハルビンだ。中国の観光地の中で、海外観光客の伸び率はトップで、ゴミゴミ感が無く空気もきれいだ。

　日本からハルビンに行くには、名古屋、大阪、新潟から直行便が就航している。
【編集 : TY】