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タイ人観光客・京都へー新幹線の弁当に驚き

Global News Asia 2015年7月5日 13時5分

 2015年7月3日、先月から、バンコク―チェンマイ間で日本の新幹線導入を前提とした現地調査が始まり、タイでも新幹線についての関心が高まっている。

 タイには高速鉄道は無く、バスに比べても所要時間が長くかかるため、交通の主流はバスや航空機が中心だ。

 タイから日本観光に来て、東海道新幹線に乗ったプラニーさんは「ワゴンの車内販売で弁当を注文しました。写真付きのメニューカードを4枚渡されました。種類の多い富士山の写真の弁当を買いました。いろいろな味を少しずつ味わえて美味しかったです。

 同行のガイドに弁当に書かれているメッセージを教えてもらいました。お箸の素材や、沿線の名物料理の説明が記載されているのです。小さな、ペーパーおしぼりまで入っています。細かな点まで様々な工夫が施されていて、ビックリしました。タイにも駅弁的なものはありますが、一品料理が中心です。新幹線は混んでいたので、スーツケースを通路に置いていたところ、車掌さんがやってきて、荷物を預かってくれました。とても親切です」と話す。

 バンコクでは、空前の日本食ブームが起きている。懐石料理的なものは価格が高いためなかなか手が届かない人が多い。駅弁も楽しめる、ジャパンレールパス (Japan Rail Pass)を利用して、鉄道で旅をするタイ人観光客も増えている。

【撮影/編集 : 安麻比呂】

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