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【ミャンマー】元アイルランド代表のフォランがMNLのFCカンボーザに加入

Global News Asia 2015年7月20日 9時0分

 2015年7月20日、元アイルランド代表FWのカレブ・フォラン(32歳)がMNL(ミャンマーナショナルリーグ)のFCカンボーザと契約を結んだ。

 同選手は身長188センチの長身ストライカー。これまで英プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドやブラッドフォードシティ、バーミンガム・シティなどのチームに所属し、アイルランド代表ではロビー・キーンとも2トップを組んだ経歴を持つ。

 2012年に神経損傷や足の怪我などに悩まされるようになり、チームから長期戦線離脱となったが、懸命なリハビリを続け、2013年にはマレーシアのT-team FCで復帰を果たした。

 今シーズンからフォランが所属するFCカンボーザはシャン州の南にあるタウンジーという小さな町にホームタウンを置く。

「外国人選手の多くはヤンゴンのホテルに滞在するが、我々はホームタウンのタウンジーに行かなければならない。町の中をサイクリングしていると、小さな小屋で慎ましい生活を送る人や、インレー湖では竹で編んだ家で生活する人々を目にすることが出来る。私がつたないミャンマー語で挨拶をするとみんな笑顔で返してくれる。ここでの暮らしは生活に必要最低限のものがあれば十分で、物質的より精神的な豊かさがいかに人の心を穏やかにするか感じることが出来る。この町はいつもパワーを与えてくれる」とフォランは語る。

 ミャンマーでは衛星放送で英プレミアリーグを観戦するのが大衆娯楽の一つともなっており、シーズン中はローカルの喫茶店や飲み屋でテレビに釘付けになる人々の光景が見られる。

 昨シーズンは3位に終わったFCカンボーザだが、フォランの加入でチームのさらなる躍進に注目が集まる。

【執筆 : 竹永ケイシロ】

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