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【タイ】世界のアクション映画で活躍するトニー・ジャー主演「バトルヒート」今日から日本で公開

Global News Asia 2015年7月25日 7時8分

 2015年7月25日、タイのアクションスター、トニー・ジャーと、ドルフ・ラングレンが主演する「バトルヒート」が日本で公開される。今日から上映を始めるのは、丸の内TOEI(東京)、池袋シネマ・ロサ、ユナイテッド・シネマ福岡の3館。

 ストーリーは、ニュージャージーとバンコク。お互いの存在を知らないまま、地球の反対側で共通のマフィア組織を追っていた2人の刑事ニック(ドルフ・ラングレン)とトニー(トニー・ジャー)。しかしニックはマフィアのボス、ドラゴビッチ(ロン・パールマン)の恨みを買い家族を惨殺されてしまう。愛する家族を失ったニックは、正義心を捨て復讐に燃える処刑人と化し、組織に協力した外交官たちを全員抹殺。逃亡するドラゴビッチを追い、ひとりタイへ潜入するが、あくまでも私刑を実行しようとするニックを待ち構えていたのは、現地の凄腕刑事トニーだった。同じ魂を共有しながらも、それぞれの信念のために激しくぶつかり合う2人。さらにFBIも捜査を進めバンコクへ。

 トニー・ジャーは、1976年、タイ東北部のスリン県に生まれ。15歳からスタントを学び、古式ムエタイ、ムエタイ、テコンドー、中国武術、柔道、剣術などを習得。格闘ゲームの映画化『モータルコンバット2』などにスタントマンとして参加後、2003年の『マッハ!! !! !! !! 』で主演デビュー。ワイヤーやCGを使わない超絶アクションを披露し世界的に注目を浴びた。

 『トム・ヤム・クン! 』、『マッハ! 弐』、『マッハ! 参』などに主演する一方、2010年に出家して一度映画界を去っている。2013年製作の『マッハ! 無限大』で復帰した。『ワイルド・スピード SKY MISSION』でハリウッドに進出。最新作は香港アクション『SPL2』。

 7月上旬、TGタイ国際航空(成田ーバンコク線)の機内サービスで、バトルヒートを鑑賞したYMさんは「同じ刑事の共通点もあり、共感を持った映画でした。あってはならない人身売買のシーンもあり、若い女の子を持つ親としては複雑。衝撃的な映像でした。家族を殺された執念と復讐が濃紺で、暴走刑事映画にも見えますが、その社会的背景を醸し出し問題を定義する作品だと感じました」と話す。
【編集 : MM】

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