2015年7月30日、タイ料理に欠かせない「ナムプリック」というものを紹介する。これはタイ風味噌といったような食べもので、辛いもの、甘いもの、塩辛いタイプなど、タイ全土に何十種類とある。
大きく分類すると、脂っこく味噌のようなペースト状になったものと、日本のふりかけのように乾燥してぱらぱらとしたタイプがある。両方とも米に直接かけて食べたり、肉や生野菜のディッピングソースとして利用される。一時期、日本でも爆発的に人気になった「食べるラー油」のようなものとして、タイでは昔から愛用されているのだ。
材料も様々なものが使われており、魚をベースにしたもの、エビをベースにしているもの、肉類を使ったものなどがある。
タイ料理の中で特に日本人に有名なトムヤムクンのスープベースを作るときや、グリーンカレーを作るペーストもまたナムプリックの一種を使用する。
このように自在に使えるナムプリックは、屋台やデパートなどでは手作りのものが100グラム単位で販売されているし、スーパーなどでもプラスチックのケースに入れられたナムプリックが多数並べられている。
漏れると油などが落ちないので真空パックなどに入れる必要があるが、味に癖はないので日本への土産にも向いている。
【執筆 : 高田胤臣】
大きく分類すると、脂っこく味噌のようなペースト状になったものと、日本のふりかけのように乾燥してぱらぱらとしたタイプがある。両方とも米に直接かけて食べたり、肉や生野菜のディッピングソースとして利用される。一時期、日本でも爆発的に人気になった「食べるラー油」のようなものとして、タイでは昔から愛用されているのだ。
材料も様々なものが使われており、魚をベースにしたもの、エビをベースにしているもの、肉類を使ったものなどがある。
タイ料理の中で特に日本人に有名なトムヤムクンのスープベースを作るときや、グリーンカレーを作るペーストもまたナムプリックの一種を使用する。
このように自在に使えるナムプリックは、屋台やデパートなどでは手作りのものが100グラム単位で販売されているし、スーパーなどでもプラスチックのケースに入れられたナムプリックが多数並べられている。
漏れると油などが落ちないので真空パックなどに入れる必要があるが、味に癖はないので日本への土産にも向いている。
【執筆 : 高田胤臣】