2015年7月30日、バンコクを中心に直営店、フランチャイズ、グループ店含めて15店舗を展開する「九州筑豊ラーメン山小屋」に行ってきた。
山小屋タイランドは2006年9月にスタートした、日本から出店してきたラーメンチェーン店だ。タイではシンハービールのグループ会社などと共同出資しており、自社工場で麺やスープなどを供給している。日本でも全国に130店舗以上展開しており、そこで培われた経営手法はタイの全店で同一のクオリティーを出すノウハウとして活かされている。
メニューも日本語と写真を中心にタイ人顧客が抱く「日本の店に来た」という気持ちをくすぐりつつ、メニュー内にはしっかりとタイ語も添えられ、タイ人の店員がつつがなく注文取りを行う。店舗によって違うのかもしれないが、バンコク郊外のセントラルデパート・バンナー支店内にある店は来店客のすべてがタイ人だった。
冠メニューの「山小屋ラーメン」は190バーツ(約691円)で、濃厚なトンコツスープとそれにぴったりと合った細麺が楽しめる。チャーシューがかなり薄切りなのは残念だが、全体的に満足のいく仕上がりだ。
ラーメン激戦区のバンコクにおいて、それでもセントラルキッチンを持って大きく展開するチェーン店はまだ数が少ない。その中でタイのビール会社の関連会社を味方につけているので、今後最も伸びそうな店である。
【執筆 : 高田胤臣】
山小屋タイランドは2006年9月にスタートした、日本から出店してきたラーメンチェーン店だ。タイではシンハービールのグループ会社などと共同出資しており、自社工場で麺やスープなどを供給している。日本でも全国に130店舗以上展開しており、そこで培われた経営手法はタイの全店で同一のクオリティーを出すノウハウとして活かされている。
メニューも日本語と写真を中心にタイ人顧客が抱く「日本の店に来た」という気持ちをくすぐりつつ、メニュー内にはしっかりとタイ語も添えられ、タイ人の店員がつつがなく注文取りを行う。店舗によって違うのかもしれないが、バンコク郊外のセントラルデパート・バンナー支店内にある店は来店客のすべてがタイ人だった。
冠メニューの「山小屋ラーメン」は190バーツ(約691円)で、濃厚なトンコツスープとそれにぴったりと合った細麺が楽しめる。チャーシューがかなり薄切りなのは残念だが、全体的に満足のいく仕上がりだ。
ラーメン激戦区のバンコクにおいて、それでもセントラルキッチンを持って大きく展開するチェーン店はまだ数が少ない。その中でタイのビール会社の関連会社を味方につけているので、今後最も伸びそうな店である。
【執筆 : 高田胤臣】