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【タイ】本物が買える!? タイの警察グッズ土産店

Global News Asia 2015年8月4日 17時0分

 2015年8月4日、タイ観光でもなかなかレアで貴重な土産物が買える店を紹介する。

 日系企業も多いシーロム通りと並行して走る、サートーン通り。この通りにある小路、ソイ・スワンプルーの中ほどにタイ警察の下部組織である入国管理局本部や、バンコクでも珍しいひとつの建物にふたつの署が同居する警察署などがある。これらの施設の向かいにある「YAKYYA(ヤーギヤー)」は警察グッズを売る土産物店だ。自社で製造したものや、輸入品を販売する。

 この店がおもしろいのは、販売されている警察グッズがすべて本物である点である。交通警察官などがかぶるヘルメットや階級章、手錠などあらゆるものが本物なのだ。

 タイではこういった制服などを身につけることが基本的には違法にならない。警察だけでなく、軍関係の施設でも本物のグッズが購入できる。グッズの使用が問題ないのは、例えば警察官がかぶるヘルメットなどには署員に割り振られた番号が書かれているなど、本職の目からは容易に本物かそうでないかを見分けることのできるポイントがいくつかあるからだそうだ。そのため、それらを身につけた上で警察官であると名乗り身分詐称をしない限りは概ね問題はない。ただし、厳密には身につけるだけで違法となるグッズがいくつかあるので、購入前に確認する必要がある。

 購入と所持だけでは違法にはならないので、これらのグッズは外国への土産としてすでに一部の警察マニアから人気で、外国人客も少なくないのだという。

 バンコクの北側、ウィパワディー・ランシット通りソイ62にあるタイ警察クラブ内の射撃場には日本人経営の「BKKシューティング」があり、日本人常駐で本物の銃器の射撃体験ができる。この事務所でも警察手帳などのグッズを販売しており、時期によっては入手困難なグッズなども手に入る。

 日本への帰国の際などの土産やプレゼントにこういったものもおもしろいかもしれない。
【執筆 : 高田胤臣】

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