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【タイ】スポーツ観光省が緊急対策室を設置し、観光客への情報発信ー24時間態勢で対応

Global News Asia 2015年8月18日 20時30分

 2015年8月18日、スポーツ観光省は緊急対策室を設置して、観光客への情報発信や来省者へ24時間態勢で多応する事を発表した。

 17日にバンコク都心部ラーチャプラソン交差点で起きた爆破テロ事件に続いて、18日にもチャオプラヤー川沿いタクシン橋桟橋でも、爆破事件が起きた事で、タイ政府が観光客への安心と安全について対応する窓口となる。

 タイ語でも「ウォールーム(War Room)」と名付けられた対策室は、危険情報の発信や現在入院している外国人への通訳ボランティアの手配、直接来庁する観光客などに対応する。

スポーツ観光省が発表した内容は以下の通り

1:現在負傷者の治療にあたっている各病院にサポートカウンターを設置して、家族や関係者などのサポートに対応する。また情報提供ホットラインとして「1155」ダイアルを24時間態勢で稼働。

2:死亡者に対して30万バーツ。また負傷者に対しては10万バーツの保険を適応する。ただし旅行代理店のツアーに参加している場合は代理店の規定が優先される。

3:観光警察などは、主だった観光スポット及び空港、バスターミナルなどにおいて警戒を強化する。

4:緊急を要する在外大使館などへの連絡取次ぎをサポートする。

5:ウォールーム(緊急対策室)をスポーツ観光省3階に設置し、観光客へのサポート業務にあたる。

 17日の爆発での死亡者は、これまでに、タイ人5人、マレーシア2人、中国2人、香港2人、シンガポール1人、不明8人となっている。

8月19日11時45分、実施機関を訂正しました)タイ国政府観光庁→タイ国スポーツ観光省に訂正しました。

スポーツ観光省所在地
4 Rathcadamnunnok Rd, Vatsomnat, Phomphramsatrufai, Bangkok 10100
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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