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【タイ】爆破テロから一週間 チェンマイとプーケットに移動する中国人観光客

Global News Asia 2015年8月26日 11時0分

 2015年8月26日、バンコク都心エラワン廟(びょう)爆破テロから一週間が経過し、バンコクのホテルや代理店では多くのツアーがキャンセルされている。そして大量の中国人観光客は、バンコクを避けてチェンマイとプーケットに向かっている。

 チェンマイ観光ビジネス協会会長のポーンチャイ・チタナワサティアン氏によるとバンコクでの爆破テロ以降、チェンマイでの予約率が大きく上がっているという。

 ホテルの予約率では、タイ北部で70から80%の稼働率に及び、中国の連休時の予約は、90から95%にものぼっている。昨年同時期の予約率は40から50%だった。

 また、タイホテル協会会長クリサダ・タンサクン氏は、プーケットは中国人にもともと人気があった観光地であったが、オフシーズンの8月現在でも85から90%の高い稼働率となっており、今年4半期でも70%という高い数値を維持しているという。

 プーケット観光ビジネス協会会長サティラポーン・ナ・タクアトーン氏によれば、2014年度プーケット国際空港を利用した観光客は1250万人にのぼったが、その内30%が中国人であった。

 しかし、現在の中国発の株暴落がタイの観光に影響を及ぼす事も懸念されており、タイの観光ビジネスには厳しい状況がしばらく続きそうだ。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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