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【タイ】爆破テロの影響は限定的、タイ観光は今後も力強く成長ータイ観光スポーツ大臣

Global News Asia 2015年8月27日 17時0分

 2015年8月26日 今年2000万人目となる日本人の訪問者が大歓迎された。爆破テロの現場に隣接するホテルでは、観光スポーツ省などが、今後のタイ観光について会見を行った。

 会見は、爆破現場に隣接するグランドハイアット・エラワンバンコクホテルで行われ、コーブカーン・ワタナウラーンクーン観光スポーツ大臣、ジュタポーン・ルンロンアーサー・タイ国政府観光庁総裁代理に加えて、デビッド・スコーウェル世界トラベル&ツーリズム協会会長兼CEOと国連下部機関であるUNWTO世界観光機関からも列席した。

 会見の席上、コーブカーン・ワタナウラーンクーン観光スポーツ大臣は「17日に起きた爆破テロの被害者の皆様に深くお詫び申し上げます。あのような事が、観光スポットで起きてしまった事は、とても悲しむべき事です」と謝罪を述べた後で、「タイは、このテロに決して屈する事無く、前に進まねばなりません。そして、観光業への影響は、短く限定的であることが判明しつつあります」と述べた。

 また最後に、豪州トニー・アボット首相が「多くの国がタイへの渡航自粛をしている中、今こそタイを訪れるのに何の障害もない」とスピーチした事に対して謝意を述べた。

 タイでは今年、来訪観光客2880万人、観光収益2.2兆バーツを目標に掲げているが、爆破テロによる観光客の減少が危惧されている。

 しかし、会見同日に2000万人目となる来訪者が訪れ、前回1900万人目から10日目という来訪者数のペースも落ちていないことなどから、関係者はこのまま目標を達成できるとの見解を示した。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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