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【タイ】バンコク爆弾テロ発生から2週間ー実行犯2人はカンボジアに逃亡

Global News Asia 2015年9月1日 8時18分

 2015年8月31日、バンコクの爆弾テロで多くの死傷者が出た事件から2週間。タイメディアによると、タイ警察は実行犯と見られる黄色いシャツの男性と、運河で起きた爆発事件の青いシャツを着た男性の2人は、カンボジアに出国したと見ている。

 タイ警察は、カンボジアに捜査員を派遣し、カンボジア警察に協力を要請した。

 29日に逮捕したトルコ系と思われる外国人男性(28)が、アジトとして使っていたバンコク郊外のアパートの部屋から、爆弾製造を行なったと思われる道具や爆弾テロで使われたものと同じ金属の玉や火薬などの材料を押収した。この部屋からは、トルコなどの偽造パスポート250冊が見つかっており、男は偽造パスポートを使う、密入国を斡旋するブローカーグループに所属。犯行理由としては、密入国者をタイ警察が一斉検挙したことへの反発や、7月にトルコ系ウイグル族100人以上を、中国に強制送還したことへの報復の可能性が指摘されている。

 また、30日にこのアパートから約10キロ離れたイスラム系の住民が多い地区の別の部屋から、大量の爆弾材料を押収しており、犯行グループは、更なるテロ行為を計画していたのではないかと見て、捜査を進めている。
【編集 : MM】

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