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【バンコク爆弾テロ】リーダーの中国籍イザーンは、事件前日にタイを出国

Global News Asia 2015年9月9日 8時48分

 2015年9月8日タイメディアによると、タイとカンボジアの国境で逮捕された、ユスフ・マイライリ容疑者(25)は、タイ警察の取り調べに、今回の爆弾テロのリーダーは、「イザーン」と呼ばれていた中国籍の28歳の男性で、爆弾テロ実行日の前日8月16日に、バンコクのスワンナプーム国際空港からタイを出国したと話している。

 ユスフ・マイライリ容疑者は、リーダー「イザーン」から携帯端末通信アプリで指示を受け、爆弾の材料を購入し、製造にも関与した。

 17日の事件当日、フアランポーン駅で、初めて会った実行犯の「黄色いシャツの男」に爆弾入りのバックを届けた後、爆発現場のエラワン廟(びょう)の近くで、爆発の様子を写真で撮影。

 18日の水路で起きた爆発の映像に写っている「青いシャツの男」と同じアパートで暮らしていた。事件後、黄色いシャツの男、青いシャツの男と3人で、バンコク東部ミンブリ地区周辺に集まり、逃走経路の相談をしていたことも明かした。
 
 ユスフ・マイライリ容疑者(25)は、タイ警察の調べに素直に応じており、タイでの服役を希望しており、中国への強制送還については強く拒んでいる。

 爆弾テロは、タイ政府がタイに密入国していたトルコ系ウイグル族107人を、7月に中国に強制送還したことへの報復と考えられている。
【編集 : MM】

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