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【タイ】「世界で貢献するJICAシニア海外ボランティア」8・辛いはおいしい

Global News Asia 2015年9月13日 10時0分

 2015年9月13日、シリーズ「世界で貢献するJICAシニア海外ボランティア」を定期的にお届けする。JICAシニア海外ボランティアとして、音楽の指導にあたられている一色環さんに「辛いはおいしい」について執筆してもらった。

 「辛い=おいしい」は、タイの友人の言葉。作ってくれたソムタム(パパイヤサラダ)を見ると、赤い赤い!! 眼の下に汗をかきかき、時々口を大きく開いて ハッハッしながら食べる私。

 友人はというと、唐辛子ごとソムタムを食べながら、ニッコリして「アロイ! !」(おいしい)

 ソムタムは青パパイヤを使うことが多いが、用意できる材料や作る人の好みによって異なる。長い豆だけで作る人もいるし、時期によって青バナナを皮ごと刻み込んで作ることも。青バナナ入りは、少し苦くてあくがあるが美味しい。小さな青マンゴーの細切りで作ったりもする。味付けは、各自の好み。ニンニク、ライム、ナンプラー、砂糖等などいろいろ入れるが、味の決め手は味の素らしく、味の素を入れながら「ウマミウマミ」と微笑んでいる。

 タイの野菜も果物も味が濃いように思う。生の野菜をいろいろ買って調理もするが、出来合いの物も買っている。薄味が好きなので、味の付いていない茹で野菜を買うことが多い。薄く細長く切って輪ゴムで束にしているタケノコ、キンギョモとスギナをたして2で割ったような野菜(名前を聞いてもよくわからないので・・)。

 なじみのオクラ、スナップエンドウ、カリフラワー、菜の花などもある。なんと焼きナスも見つけた。ポン酢で食べるのも美味しいのだが、お店の人がいろんなナムプリック(いろんな味のペースト)をすすめてくれるから、必ず「ペッ ニットノイ! !」(あまり辛くない)と言ってナムプリックを買うのだが、どれも私にとっては「ペッ マー」(とても辛い)だ。
【執筆/撮影 : JICAシニア海外ボランティア 一色環】

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