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【タイ】10月はバンコクの渋滞が少しだけ緩和される

Global News Asia 2015年9月12日 11時0分

 2015年9月12日、バンコクは毎年10月は渋滞がわずかだが緩和される。これは学校の休みに関係しており、2期制のタイでは10月が中間休みになるからだ。

 タイの小中高の1年は毎年5月ごろから3月ごろまでで、10月が中間休み、3月ごろから5月中旬ごろが学年の変わり目で、日本での夏休みに当たる。ここで「ごろ」と使っているのは、タイの学校は日本のように休みがいつからであるということが決まっておらず、各学校に裁量権があるからだ。しかも、カリキュラムの進行速度に合わせるため、基本的に直前までいつからいつまでが休みであるという連絡が保護者にすら入らない。

 今年も9月下旬ごろから順次期末テストが開始され、それが終わり次第中間休みに入る。例年では10月いっぱいか10月の2~3週間程度が休みになっている。

 タイでは特に私立など学業が優秀な学校になればなるほど、送迎を親が自家用車で行う傾向にある。そのため、朝夕は会社への出勤だけでなく、学校への送り迎えも重なってしまい、大渋滞が発生する。

 学校が休みになればこの渋滞が緩和されるので、移動が楽になる。観光客もこの間にタイを訪れれば、比較的快適に移動ができるだろう。
【執筆 : 高田胤臣】

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