【ミャンマー】高速道路でピストル強盗が発生

　2015年9月18日、地元メディアによると、9月14日ヤンゴン～ダウェイ間を走る長距離バスとトラック1台がピストルを所持した強盗に襲われ、2名が負傷した。

　被害にあったバスの車掌によると、イェ町付近の高速道路を走行中、道脇から数名の強盗犯が現れ、バスに向かって2発、威嚇射撃をしてきた。そのまま無視して走り続けようしたが、強盗犯の一人が高速道路に飛び出してきて、さらに2発ピストルを発砲。止む無くバスを止めると、強盗犯らは乗客全員をバスから降りて地面に伏せるよう指示した。

　全員が指示に従うと、強盗犯は所持している金を全て出すように言ったが、現金を持っているものは少なく、6万チャット(約6000円)しか集まらなかった。

　これにいらだった犯人がさらに発砲しため、バスの車掌が太ももを負傷したという。

　イェ町近くの高速道路では最近強盗事件が多発しており、今回の事件も含めてバスや車を狙った強盗事件が7件発生している。

　警察は現在逃亡中の犯人グループの行方を追っている。　
【翻訳/編集 : 竹永ケイシロ】