2015年9月25日、在京タイ王国大使館は、ヤマモリ(本社・三重県桑名市)、木徳神糧と共催で「タイ料理の夕べ」を開催した。
この「タイ料理の夕べ」は、タイ料理を文化と共に普及させたいとの願いから開催が始まり、今年で12回目。「本格をより本格的に」そして「本格をより手軽に」という、異なる2つのアプローチでタイ料理を紹介。調理は、タイ王国大使館、サイアムガーデン(名古屋・ヤマモリ直営)、家全七福酒家のベテランシェフが担当した。
シハサック・プアンゲッゲオ駐日タイ王国特命全権大使は「東京での赴任は2回目です。最初は20年前でした。その頃はタイ料理店も少なかったです。16年前の初回のタイフェスティバルの来場者は数千でしたが、今では数十万人の方にお越しいただくまでになりました。タイ料理の中心は、カレーです。多くの種類のカレーと香り米をお楽しみください。大使館が販売促進に力を入れているソムオー(ザボン)をご賞味ください。そして、タイに行かれたら本場の味をたくさん楽しんでください」と挨拶した。
木徳神糧・平山 惇 社長は「タイ米1000万トンの輸出のうち、日本への輸入は年間30万トン程度。残念ながら現在の輸入制度では大幅に数量は伸びません。一方、世界中に輸出され、品質面でも非常に評価の高い「タイ香り米」は主に中華料理に使用されており、年間、アメリカに30~40万トン、香港、シンガポールに約10万トン輸出されていますが、日本の輸入量は残念ながらわずか2千トン程度です。この香り米の輸入は拡大させなければならないと思っています。これまでの様々な活動により、日本のタイ料理店のほとんどで、「タイ香り米」をお使いいただいています。「タイ香り米」の拡販にはタイ料理を広めるとともに、中華料理を中心とした需要を拡大することが不可欠と考えます。今夜は家全七福酒家のパラパラ感を生かした本場の『XO醤海老レタスチャーハン』をご賞味下さい」と述べた。
ヤマモリ 三林 憲忠 社長は「私どもヤマモリ株式会社は、1889年に創業いたしました醤油・つゆ・たれ・レトルト食品のメーカーでございます。1988年にタイでの事業を開始し、2000年からはタイの自社工場でタイフードを製造し、タイ国内及び日本に輸入・販売をしてまいりました。本年には新たな醤油工場が稼働を開始し、タイ国における日本の食文化を広めるべく努力をしてまいりました。『日本の食文化をタイへ、タイの食文化を日本へ』。『食』を通して『タイと日本の架け橋』となるこれが私どもの会社の使命であると考えております」と話した。
参加者は、タイ料理の奥深さと、タイ舞踊などを堪能していた。
【編集 : TY】
この「タイ料理の夕べ」は、タイ料理を文化と共に普及させたいとの願いから開催が始まり、今年で12回目。「本格をより本格的に」そして「本格をより手軽に」という、異なる2つのアプローチでタイ料理を紹介。調理は、タイ王国大使館、サイアムガーデン(名古屋・ヤマモリ直営)、家全七福酒家のベテランシェフが担当した。
シハサック・プアンゲッゲオ駐日タイ王国特命全権大使は「東京での赴任は2回目です。最初は20年前でした。その頃はタイ料理店も少なかったです。16年前の初回のタイフェスティバルの来場者は数千でしたが、今では数十万人の方にお越しいただくまでになりました。タイ料理の中心は、カレーです。多くの種類のカレーと香り米をお楽しみください。大使館が販売促進に力を入れているソムオー(ザボン)をご賞味ください。そして、タイに行かれたら本場の味をたくさん楽しんでください」と挨拶した。
木徳神糧・平山 惇 社長は「タイ米1000万トンの輸出のうち、日本への輸入は年間30万トン程度。残念ながら現在の輸入制度では大幅に数量は伸びません。一方、世界中に輸出され、品質面でも非常に評価の高い「タイ香り米」は主に中華料理に使用されており、年間、アメリカに30~40万トン、香港、シンガポールに約10万トン輸出されていますが、日本の輸入量は残念ながらわずか2千トン程度です。この香り米の輸入は拡大させなければならないと思っています。これまでの様々な活動により、日本のタイ料理店のほとんどで、「タイ香り米」をお使いいただいています。「タイ香り米」の拡販にはタイ料理を広めるとともに、中華料理を中心とした需要を拡大することが不可欠と考えます。今夜は家全七福酒家のパラパラ感を生かした本場の『XO醤海老レタスチャーハン』をご賞味下さい」と述べた。
ヤマモリ 三林 憲忠 社長は「私どもヤマモリ株式会社は、1889年に創業いたしました醤油・つゆ・たれ・レトルト食品のメーカーでございます。1988年にタイでの事業を開始し、2000年からはタイの自社工場でタイフードを製造し、タイ国内及び日本に輸入・販売をしてまいりました。本年には新たな醤油工場が稼働を開始し、タイ国における日本の食文化を広めるべく努力をしてまいりました。『日本の食文化をタイへ、タイの食文化を日本へ』。『食』を通して『タイと日本の架け橋』となるこれが私どもの会社の使命であると考えております」と話した。
参加者は、タイ料理の奥深さと、タイ舞踊などを堪能していた。
【編集 : TY】