2015年9月25日、タイの観光と言えば、プーケット、パタヤなどのリゾートやタイ料理の食べ歩きにチェンマイ、アユタヤなどの古都散策。そして現在、タイ観光庁が推し進めている知られざる12の地方都市とすでにバリエーションは豊かで、何度もリピートする観光客も多い。
しかし、リピートするうちに観光旅行という側面が薄れつつあるのでは。そこで今回は、もう一度初めてタイを訪れた時のようなワクワク感を味わえそうなことを紹介したい。
タイは様々なエンターテイメントが充実している国だ。それは観光客向けもさることながら、タイ人自身が楽しむための娯楽が溢れている。
観光客向けの代表的なものとして挙げられるのは、大型ステージで繰り広げられるショー。バンコクのサイアムニラミットからニューハーフショーまで様々だ。
しかし、そこを訪れるタイ人は全くといっていいほどいない。では、楽しむ事にかけては他の国よりも長けているタイ人たちは、どこで楽しんでいるのか?
その一つが、寺祭りだ。日本人同様、農耕民であるタイ人は、もともと農閑期でもある乾季に、お寺が行う行事に合わせて開催されるお祭りを楽しみにしている人が今でも多いのだ。
そのお祭りでは、様々な屋台が立ち並び、射的や金魚すくいと言った日本でも馴染みのある風景が繰り広げられている。そして、お祭りで一番の人気は歌謡ショーだ。お祭りの期間中、日替わりで有名無名の歌手たちが、ステージで歌い、中にはステージ前で踊り出す人も少なくない。人気歌手のステージともなると会場に入りきれないほどだ。
そんなステージも、入場料は高くても100バーツ(約330円)ほど。中には無料のステージも多い。しかし問題もあり、こうした寺祭りやステージの日程は、多くの場合は直前にならないと告知されないのだ。そのため、ツアー会社はもちろん、前々にスケジュールをしっかりと組みたい日本人観光客には、不向きとも言えるだろう。
それでもこういうステージを見たいという人にお勧めできるのは、カフェーと呼ばれるエンターテイメントレストランだ。
観光客にもすでに人気なロンビヤ・ジェラマン・タワンデーンを始めとするタワンデーングループの店や、単立系のお店などバンコクにも何カ所かある。
そのカフェーでは、店に所属する歌手たちが夜毎に喉を競い、時折、有名歌手を招聘してコンサートも開かれる。
夜毎に繰り広げられるステージでは、色とりどりの衣装に身を包んだ華やかなショーが繰り広げられている。通常は料理代金のみのため、格安でエンタテイメントを楽しめる。
また店の歌手たちを気に入ったら自分の席に呼んで話しもできるなど、昔の日本にもあったキャバレーにも似た形式だ。
タイ人の客たちは男性も女性も、お気に入りの歌手にはステージで歌うたびに、数十から数百バーツの現金を付けた花輪を渡す。
更にタイの有名歌手が来たときは、ステージの最中や終わった後にツーショット写真が撮り放題の上、気軽に話しかけることもできる。タイの芸能人は、日本と違い非常に敷居が低く、いつどこであっても、気さくに話せる人がほとんど。遠慮せずに話しかけてみるといいだろう。日本人だとわかると、逆に喜んでくれることもある。
そんな光景を見ながらタイのヒット曲を生演奏で聴き、タイ料理を楽しむ…一度覚えると病みつきになるかも知れない。言葉がわからなくても、タイ人たちが踊り楽しんでいるのを眺めているだけでも、時間を忘れてしまうだろう。
ただ、英語が通じないことも多いので、はじめはタイ語がわかる人に同行してもらった方が良いだろう。
【執筆 : そむちゃい吉田】
しかし、リピートするうちに観光旅行という側面が薄れつつあるのでは。そこで今回は、もう一度初めてタイを訪れた時のようなワクワク感を味わえそうなことを紹介したい。
タイは様々なエンターテイメントが充実している国だ。それは観光客向けもさることながら、タイ人自身が楽しむための娯楽が溢れている。
観光客向けの代表的なものとして挙げられるのは、大型ステージで繰り広げられるショー。バンコクのサイアムニラミットからニューハーフショーまで様々だ。
しかし、そこを訪れるタイ人は全くといっていいほどいない。では、楽しむ事にかけては他の国よりも長けているタイ人たちは、どこで楽しんでいるのか?
その一つが、寺祭りだ。日本人同様、農耕民であるタイ人は、もともと農閑期でもある乾季に、お寺が行う行事に合わせて開催されるお祭りを楽しみにしている人が今でも多いのだ。
そのお祭りでは、様々な屋台が立ち並び、射的や金魚すくいと言った日本でも馴染みのある風景が繰り広げられている。そして、お祭りで一番の人気は歌謡ショーだ。お祭りの期間中、日替わりで有名無名の歌手たちが、ステージで歌い、中にはステージ前で踊り出す人も少なくない。人気歌手のステージともなると会場に入りきれないほどだ。
そんなステージも、入場料は高くても100バーツ(約330円)ほど。中には無料のステージも多い。しかし問題もあり、こうした寺祭りやステージの日程は、多くの場合は直前にならないと告知されないのだ。そのため、ツアー会社はもちろん、前々にスケジュールをしっかりと組みたい日本人観光客には、不向きとも言えるだろう。
それでもこういうステージを見たいという人にお勧めできるのは、カフェーと呼ばれるエンターテイメントレストランだ。
観光客にもすでに人気なロンビヤ・ジェラマン・タワンデーンを始めとするタワンデーングループの店や、単立系のお店などバンコクにも何カ所かある。
そのカフェーでは、店に所属する歌手たちが夜毎に喉を競い、時折、有名歌手を招聘してコンサートも開かれる。
夜毎に繰り広げられるステージでは、色とりどりの衣装に身を包んだ華やかなショーが繰り広げられている。通常は料理代金のみのため、格安でエンタテイメントを楽しめる。
また店の歌手たちを気に入ったら自分の席に呼んで話しもできるなど、昔の日本にもあったキャバレーにも似た形式だ。
タイ人の客たちは男性も女性も、お気に入りの歌手にはステージで歌うたびに、数十から数百バーツの現金を付けた花輪を渡す。
更にタイの有名歌手が来たときは、ステージの最中や終わった後にツーショット写真が撮り放題の上、気軽に話しかけることもできる。タイの芸能人は、日本と違い非常に敷居が低く、いつどこであっても、気さくに話せる人がほとんど。遠慮せずに話しかけてみるといいだろう。日本人だとわかると、逆に喜んでくれることもある。
そんな光景を見ながらタイのヒット曲を生演奏で聴き、タイ料理を楽しむ…一度覚えると病みつきになるかも知れない。言葉がわからなくても、タイ人たちが踊り楽しんでいるのを眺めているだけでも、時間を忘れてしまうだろう。
ただ、英語が通じないことも多いので、はじめはタイ語がわかる人に同行してもらった方が良いだろう。
【執筆 : そむちゃい吉田】