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【タイ】BTSと地下鉄共通チケットがやっと実現に向け一歩前進

Global News Asia 2015年10月8日 9時0分

 2015年10月8日、地元メディアによると、タイ国土交通省は現在別々に発行されているバンコクの高架鉄道(BTS)と地下鉄(MRT)のICカード式チケットの統合実現に向けて、カードのデザインを発表した。カードは、タイ語で蜘蛛を意味するメーンムムから、Mの文字がデザイン化されている。

 タイ語で蜘蛛を意味するメーンムムは、英語名でもスパイダーカードと呼ばれることになりそうだ。これは、バンコク都内近郊を蜘蛛の巣のように、交通網が貼り巡らされるという意味合いもあるという。

 同カードは来年8月からの使用開始を目指して準備が進められる。また、追々に空港鉄道エアポートリンクや都バスのほか、登録店での利用もできるようになるという。日本のスイカのような位置づけになりそうだ。

 共通カードの発行については、2004年の地下鉄の開業当時から話しが進められていたが、ここにきてやっと姿を表した形だ。様々な利権利害が絡み合ってここまで時間がかかったのだろうが、願わくば、この計画が雲のように消える事がないように願いたいものだ。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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